夏は、エアコンの利用で光熱費が上がり、長い休みで食費やレジャー費も増えてしまう時期。「そろそろ家計がピンチ…」と焦っている人もいるかもしれません。こんなとき、貯め上手な人たちはどうやって工夫しているのでしょうか?
毎月12万円を貯金しているという、都内在住のSさん(37歳)の節約ワザを教えてもらいました。
レジャー・外食費のムダをなくす方法
レジャー費の節約を助けてくれるのが、ネット情報です。
「出かける前に、ネットでおトクな情報を集めるのもワクワク感がアップ。そのぶん、出先ではケチらず楽しみます」
●近隣施設の無料開放日を事前にリサーチ
休日前は、無料で遊べる施設やイベントをネットでチェック。「美術館や動物園、公園などの無料開放日は、ふだん200~1000円程度かかる入場料が無料に。夏は無料のイベントもたくさんあるので、お弁当持参で楽しんでいます」。
●宿泊は楽天ポイント、外食はauポイントで
旅行は、日程を早めに決めて楽天の早割で予約。「楽天市場の買い物で貯めたポイントを使えば、さらにおトクです」。また、外食にはプリペイドカード「auウォレット」を利用。「機種変更のときにもらったポイントを使っています」。
●有料施設に行く前にクーポンをチェック
有料施設は、サイトで割引クーポンがもらえるところが多数。「旅行のときも、行き先近くの施設をネットでチェックし、割引券をプリントアウトしていきます」。家族3人で複数の施設を訪れると、数千円もの差になります!
被服費のムダをなくす方法
単価が高い分、削ると大きい被服費。夏物の最終セールであれこれ買いだめしたくなる時期ですが、賢い節約には見極めが必要です。
「子ども服はフリマアプリを活用するなど、なるべく品質のいいものを安く買っています」
娘が加入している都民共済(月1000円)の特典を使って、夫のオーダースーツを注文。「生地を選び、寸法をとって、縫製してもらって約1万5000円とおトク。小柄な夫に合うスーツは、既製品だとセールではなかなか見つからないので、助かっています」。
●自分の服はプチプラアイテムとちょっといいものをミックス
洋服は、組み合わせやすい定番を購入。「全部プチプラでそろえると安っぽく見えるので、ボトムはプチプラで、トップスはちょっといいものをアウトレットやセールで買っています」。
周囲の人とかぶる危険も避けられて、二重のメリットに。
●子どもの普段着はメルカリで売り買い
すぐにサイズが小さくなる子ども服は、スマホで商品の売り買いが簡単にできるフリマアプリのメルカリを活用。
「普段着なら数百円で買えるうえ、小さくなったらまた売ればいいので、実質の値段は送料と手数料の200~300円。子ども服代が半分以下に減りました」。
手間を惜しまずにきちんと調べて、行動に移す。これがSさんの節約ワザの基本のよう。ぜひ真似したいですね。