カビやダニが増殖しやすい梅雨どきこそ、掃除がしやすいように家をすっきり片づけておきたいもの。そのためには、ものの量を調整し、不要なものは手放すことが重要です。
「なんとなく」買う習慣を防止することでものが減り、すっきり暮らせるようになったという読者を取材しました。男の子3人の子育て真っただなかとは思えない、きれいなリビングをキープするワザは必見です!
「みんながもっているから」で買うのをやめる!
片づいた空間をキープする秘訣は、「どこのうちにもあるから」と考えずにものを買うのはやめ、暮らしに合わせてものを厳選することなのだそう。
「衣類や日用品も定番を厳選し、ものの数を絞って定期的に見直すようにしました。すると、日々片づけたり、ものを探したり、どれを使うか迷ったりする手間が激減したんです。その分、家族とゆっくり過ごす時間を大切にできています」
●洗濯が大変なラグやマットはもたない
「二男がアレルギー体質なので、ダニがつきやすいラグやマットはもたないことにしました」
手入れする手間が減り、掃除機がけもグンとラクに。冬の間は温かい靴下やスリッパを履けばOK。
●クルマの代わりに電動自転車を活用
クルマは便利だけれど、維持費などを考えて必要ないと判断。
「買い物や保育園の送り迎えには電動自転車が大活躍。お出かけも、電車と歩きで私たちには十分でした」
●カーテンはロールスクリーンに
窓辺にはカーテンでなく、ロールスクリーンを使います。
「子どもがくるまって遊んだりすることもないので、汚れにくいんです。洗濯もいらないし、部屋がゴチャついて見えないのもメリット」
●机は運びやすいスツールに
ソファの前にはテーブルが必要と思いがちですが、ない方が広々見え、掃除もラクチン。
「家じゅうどこにでも移動できるスツールを、コーヒーテーブル代わりに使っています」
●子ども服は1人につき引き出し3つ分だけ
一段目に下着、2段目にボトムス、3段目にトップスを収納するルールに。
「服の数を絞ることで、子どもがまんべんなく着てくれます。サイズアウトする頃には着古していて、ちゅうちょなく手放せますよ」
●ガラスコップはもたない
「子どもが割ると危ないので、ガラスコップは買わないようにしています」。
その分、お気に入りのカップを2個ずつ購入。
「2個セットなら少ない数で楽しめ、ほどよい統一感も出ます」