クローゼットの収納に悩む方は多いはず。どんどんものを詰め込むから、小物が行方不明になったり、着たい服がすぐに見つからなかったり…。
そんな悩みを抱える読者のクローゼットを、収納スタイリスト・吉川永里子さんが大改造! 使いやすくするために選び抜いた収納グッズを紹介します。処分に迷う服を選別するコツも必見!
収納グッズでクローゼットを使いやすく仕切る
すべての画像を見る(全13枚)一度片づけたらもう散らからない! クローゼットがリバウンドしないためには、収納グッズのセレクトが大切なポイントに。吉川さんおすすめのニトリのアイテムを紹介します。
●引き出しは浅めにチェンジ
たたんでしまう服は、浅めの引き出しを使うのがおすすめ。立てて入れれば、服同士が重ならず、あけたときに入っているものが一目瞭然!
・セレスFDクローゼットケース(S)各幅40×奥行55×高さ20cm ¥909(ニトリ)
●よく使うものはオープン収納に
ハンカチや靴下、パジャマなど、頻繁に使うものは、オープンタイプのボックスへ。引き出しの上に設置します。
・バスケットポッシュ2レギュラー 幅38×奥行26×高さ24cm ¥1380(ニトリ)
・バスケットポッシュ2よこ型ハーフ 幅38×奥行26×高さ12cm ¥925(ニトリ)
●押し入れ用ラックで収納力アップ
枕棚には押し入れ用ラックを入れ、空間を仕切ります。デッドスペースを有効活用でき、収納力がアップ!
・幅の調整が出来る押入れ整理棚 最大幅90×奥行37×高さ35cm ¥925(ニトリ)
適正量にまで減らすための処分の基準とは?
クローゼットには適正量以上のものはいれないのが鉄則。入りきる量に減らすために、要不要を迷わず選別できる処分の基準を紹介します。
●傷んだ服や着ていない服は優先的に処分
タグがついたままの服は、買ってから一度も着ていない証拠。
「明らかに傷んでいる服、着ていない服は迷わず処分してOK」
長年着ていないフォーマルウエアなどはカビが生えていることもあるので要チェック!
「かわいいけど使ってないなぁ」と思ったら、いらないもの候補に。
「この靴下、穴があいてる…」
見つけたら即処分!
●処分を迷った服は着てみて考える
あまり着てないけどデザインが気に入っているものなど、処分を迷うものは、鏡の前で着てみて今の自分に似合うかチェック。
「“やせたら”とか“なにかのとき”は一生来ないものと考えて。着る場面が具体的に思いつかないときは、処分しましょう」
これはよく着てるから残す!
「このバッグ、意外と合わせやすいかも」。鏡で客観的に見ると判断がしやすく!
しまいやすい仕組みができれば、あとは容量に見合った服をしまうだけ。すっきり使いやすいクローゼットが手に入ります。