夏真っ盛り。紫外線や汗に毎日さらされて、心身と同時に、髪や頭皮のダメージも進行中です。きちんとケアしないまま放置してしまうと、抜け毛やパサつき、うねりといった“老け髪”の原因になってしまうことも…。
もっとも手軽なのは「シャンプー方法」を変えること。夏の皮脂汚れがきちんと落ちるシャンプー法を、毛髪診断士の美香さんに教わってきました。いつものやり方を少し変えるだけで、きれいな髪が育ちますよ。
美髪の土台をつくる「サロン洗い」ポイント4つ
シャンプーはしていても、頭皮の汚れまできちんと落とせている人はごくわずか。毛穴を動かし、汚れをもみ出すイメージで、美髪を育てる土台である「頭皮」から清潔に整えていきましょう。
ヘアサロンでプロが行なっているシャンプー方法を、家庭でもできるように美香さんがアレンジしてくれました。そのやり方をご紹介してきます。
●ポイント1 1分の予洗いで頭皮に水分をたっぷり含ませる
髪をかき上げながらシャワーの水流を当て、頭皮と髪に十分に水分を含ませます。軽い汚れを落としつつ、シャンプーの泡立ちがよくなる効果も。
●ポイント2 洗うときは、指の腹で円を描くように
手の指の腹をしっかり頭皮につけ、小さな円を描くようにして泡立てていきます。毛穴を動かし、汚れをもみ出すイメージで行って。
●ポイント3 「ヘアバンドライン」と「頭頂部」はしっかり洗いを
ヘアバンドをしたときに隠れるラインと頭頂部は、洗い漏れが多い部分なので念入りに。頭頂部は左右の指を交差させて洗うと、しっかり力が入って奥まで汚れが落とせます。毛先を洗うときはこすらず、手で泡をなじませる程度でOK。
●ポイント4 シャワーのヘッドを持ちパワフル水流ですすぐ
シャワーのヘッドを手に持ち、頭上5cmほどの距離から、頭皮にじかに水流を当ててすすぎます。これだけですすぎあとの頭皮がすっきり軽く。
4つのポイントを押さえるだけで、まるでヘアサロンで洗ってもらったような軽い頭皮&さらさら髪になりますよ。美香さんは
ESSE9月号にも登場。より詳しいシャンプー法のほか、頭皮マッサージやドライヤーのかけ方など、美髪を育てるメソッドをしっかり伝授。こちらもぜひ読んでみて。