今年の7月からレジバッグが有料化されることから、エコバッグやレジカゴバッグの普及が進んでいます。さまざまなブランドやメーカーがエコバッグを開発するなかで、100円ショップの商品の使い心地について、便利な日用品を研究している藤原暁さんにレジカゴバッグの使い心地をレポートしてもらいました。
すべての画像を見る(全8枚)100円ショップのレジカゴバッグ。500円商品の使い心地は?
環境問題の面からも時短家事の意味からも今注目されているのが、レジカゴバッグ。
便利だしエコだって言うけど実際の使い勝手はどうなの? そう気になっている方も多いと思います。
今回は100円ショップで売られている、税抜500円のレジカゴバッグを実際に使って比べてみました。購入の参考にしてみてください。
●ダイソー
いい点こちらは、ダイソーオリジナル商品です。
見た目はシンプルで大きくてしっかりしたつくりで、内側にアルミシートがはってあるので少しなら保冷効果があるかな? と思います。見た目よりも軽いです。
イマイチな点生地に厚みがあり、ゴム止めなのでたたみにくいです。厚みがある分、折りたたんでもややかさばります。ひっかける持ち手などもないため、たたんで持ち歩くときはちょっと困ります。
また、柄がこの1種類だけなので、ほかの人と間違ってしまわないかは注意が必要かもしれません。
※ダイソーにはこのほかに薄手のナイロン製の300円のレジカゴバッグもありました。
●ワッツ、ミーツ
いい点スナップボタンがついていて、折りたたみしやすく持ち歩くのにもコンパクト。100円ショップのワッツやミーツ、雑貨店でも売られています。いろいろなお店で売っていて買いやすいのはうれしいですね。
このシリーズは柄の種類が多く、私が購入した店舗でも5種類ほどありました。かわいい柄が選べて、ほかの人とかぶらないのはいいと思います。
イマイチな点少し小さめです。お店のカゴの大きさにもよると思いますが、私がよく行くスーパーのカゴに対してはやや窮屈でした。
なのでレジでカゴにインするときに少しもたついてしまいますが、内容量には問題はありません。
耐水性もあり、生地はしっかりしていますが、普通のナイロンバッグなので保温保冷機能はありません。
【まとめ】レジカゴバッグはやっぱり助かる
レジカゴバックはやっぱり便利! のひとことにつきます。
時間がないときや混雑時はとくにオススメ。商品をつめるサッカー台があいていなくてもモタモタイライラすることなく、会計をすませたらスムーズに帰宅できるので、子どもを連れて買い物に行った時など本当に助かります。
レジカゴバッグではなくマイバスケットを使っている方もおられると思います。じつはわが家にもマイバスケットはあるのですが、自転車で行く買い物には使えないし、買い物を終えたあと、家での置き場所に困るようになり、あまり使わなくなってしまいました。今ではもっぱら、収納にも困らずコンパクトなこのレジカゴバッグを愛用しています。
今年7月から原則としてお買い物時のレジ袋が有料化されることになりました。世界でもプラスチック製のレジ袋は世界の多くの国でも使用が禁止になっていたり、有料化が義務づけられています。
身近なレジ袋をきっかけに家庭でも環境問題を考えてみてもいいかもしれませんね。
※店員さんによる袋づめに対応していない店舗もあります