日本でも大人気となった、片づけコンサルタント・近藤 麻理恵(こんまり)さんによる、「ときめき」でものの要・不要を判断する片づけメソッド。最近ではNetflixのリアリティ番組が人気を博すなど、世界中でも大ブームになっています。
そんな「こんまりメソッド」を実践し、暮らしが生まれ変わったという読者のお宅を取材。笑顔で過ごせる時間も増えたというお家の収納を見せてもらいました。
こんまりメソッドで「なんとなく買い」がなくなり、収納に余裕が生まれた!
今回取材した読者の佐藤江利子さんのお宅は、すっきりおしゃれな空間ですが、以前はものがあふれ荒れ放題だったといいます。こんまりさんの本を読んでからは、「安いし、まぁいいか」を合言葉に増えていったものとお別れし、本当に気に入ったものだけを厳選。一度リセットしたことで、その後のムダ買いもなくなりました。
「家族からの『あれ、どこ?』も減り、お互いに、笑顔で過ごせる時間が増えたと思います」
●ホテルライクな洗面所にし、物量をひと目で把握
すべての画像を見る(全8枚)タオルや洗剤類を収納した棚は、ホテルをイメージしてDIY。
「いただいたタオルなどがいっぱいあったのですが、思いきって厳選。とにかく清潔感を第一に考え、ものの量は極力抑えました」
●一度全部出し、収納ラックに収まるだけに
階段下収納も、扉を外してオープンに。
「目に入ることを意識し、半分以上のものを処分。夫のものと、オムツや掃除用品などを入れてます」
<BEFORE>以前はものがぎっしり詰まっていて、なにがどこにあるかも把握できていませんでした。
●姉妹それぞれにマイボックスを用意
ダイニングに置いた、間仕きり用ラックの上段両サイドを、姉妹の私物入れにしました。
「中身は関知しませんが、週1回、ゴミの日の前日を“整理デー”と決め、ものの量を一定に保っています」
●玄関に子ども用の上着かけをDIY
学校や保育園から戻ったら、上着を自分用のフックにかけるのがルール。
「夕方は食事の準備で忙しいので、この作業から解放されて本当にラクになりました。子どもたちも、自分の服やバッグに責任をもってくれるようになったんです」
●リビングのオモチャは放り込み式に
オモチャのサイズに合わせて、大小2種類のフタつきボックスを用意。
「遊び終わったら自分で片づけるのがルール。放り込むだけなので、3歳の息子も自分で片づけられます」
●片づけたおかげで、家計管理にも変化が!
なにごともすっきり明瞭にしておきたい気持ちが強くなり、収支も細かに把握するように。
「お給料が出たら、無印良品のケースに予算を費目別に振り分け。家計簿をつけるため、レシート類は項目別に蛇腹のファイルで管理しています」