なにかとものいりな時期。普段のご飯は、なるべくお金をかけずに簡単につくりたいもの。
そんな欲ばりな声に応えてくれるのが、テレビでも人気の家政婦makoさん。家政婦としていろいろなお宅にお邪魔したり、番組の企画で短時間でたくさんの料理をつくったりと、限られた時間と材料から工夫とアイデアを駆使してきました。
家政婦makoさんに教わる。いつもの安い素材でも満足できる節約レシピ
「いつもの安い素材でも、切り方、調理法、盛りつけを変えれば見た目も味も激変しますよ」とmakoさん。
そこで、いつものおかずの手間とお金をぐーっと減らした絶品レシピを教えてもらいました。
●火も使わない、アボたまライス(117円)
【材料とつくり方(2人分)】
(1) アボカド1個は半分に切って皮と種を除き、食べやすく切りめを入れる。納豆2パックは付属のタレとマヨネーズ大さじ1/2を加えて混ぜる。
(2) 2つの器にごはん茶碗1杯分ずつ盛り、(1)の納豆を半量ずつ、青ジソを1枚ずつ、アボカドを半分ずつ乗せる。アボカドのくぼみの部分に卵黄を1個ずつ乗せ、刻みのりと炒りゴマ(白)各少しをふる。しょうゆ、みりん、水各大さじ1/2と顆粒和風だし1つまみを合わせたものをかける。
「アボカドは切りめを入れてから半分の形に整えて盛りつければ、見た目もキュートで食べやすいですよ」
マヨ納豆と、とろーり卵黄、濃厚なアボカドがマッチして食べ応えも満点。ごはんがすすみます!
●包まない、レンチンだけでできる水ギョーザ(1人分110円)
【材料とつくり方(2人分)】
(1) ニラ1/2束(50g)を小口切りにする。飾り用に少し取り分けておく。
(2) 豚ひき肉150gに、片栗粉、しょうゆ、酒、ゴマ油、オイスターソースを小さじ1ずつと(1)を加え、よく混ぜる。
(3) (2)を耐熱の器に入れ、ギョーザの皮6枚(35g)を水にサッとくぐらせてから少しずつずらして全体にかぶせるようにのせ、水大さじ1をふってふんわりラップをし、電子レンジ(600W)で約5分加熱する。
チンしたら、ポン酢しょうゆとラー油を適量かけ、取り分けたニラを乗せるだけ! みんな大好きな水ギョーザが、包む手間なく5分でできちゃいます。調味料も全部小さじ1だから計量も楽チン。
「調味料を量るときは、塩や砂糖などの粉、しょうゆや酒などの液体、油などの粘性のものの順にすれば、その都度洗う手間が省けますよ」
ほかにも、最安17円の超節約おかずから鶏肉、豚肉のボリュームたっぷり肉レシピ、男子ウケ抜群の丼と麺など、1人分100円台とは思えない絶品レシピがたくさん載った
『家政婦makoの100円レシピ』(扶桑社刊)が好評発売中です。100円台とは思えないカンタン、映えるおかずで、節約料理を楽しんでみてくださいね。