簡単に色が変えられるリメイクシートを使って、ドアの見栄えをよくしてみましょう。簡単なDIYの方法を紹介します。 レポートするのは、インテリアブログ主宰・ワトコさん。海外のインテリア風に、自宅のリビングでは、スモーキーピンク・ホワイト・グレーを基調に部屋づくりをしています。テイストが合わず気になっていのが、オーソドックスなブラウンの木目調部屋のドア。そこで、リメイクシートでDIYしてみました。
すべての画像を見る(全9枚)まずは下準備。ドアのふき掃除をして油分をとる
まずはドアの掃除から始めます。ホコリや油分があるとシートがはがれやすくなってしまうので、いつも使っているクリーナーでふき掃除。その後、乾ぶきをしてドアをきれいな状態にしましょう。
なお、このあとでドアを外す作業があります。そうなると、空気が入り込んで、室内の温度が急激に変わることに。とくに、真冬などは予想以上に寒さが身にこたえます。
あらかじめ室温を調整したり、洋服で体温調節したりすると作業が快適に。それなりに時間がかかるので、しっかりと準備しておきましょう。
ドアの付属品を外す。元の様子を写真で記録すると安心
ドアノブなどの付属品をすべて外します。ネジを外すには電動ドライバーがあると便利。少し価格が高いため、買うのにちゅうちょするかもしれませんが、わが家では大活躍しています。
ネジ類は、ついていた場所ごとにまとめておくと、のちの作業がラクです。また、きちんと戻せるか不安があるなら、外す前の状態をスマホで撮影しておくとよいでしょう。
付属品を外したら、ドア自体も外して床の上に横に寝かせて置きます。
リメイクシートを貼る手順とコツ
●シートは大きめにカット
ドアのシートは少し大きめにカットすると失敗しにくいです。初めての場合は、とくに余裕をとっておきましょう。
●スキージーで空気を抜きながら貼る
シートを当て、はく離紙を20~30cmはがしてスキージーで空気を抜きながら貼りつけていきます。始めにすべてはがしてしまうと、よれたりずれたりしときに修正がしにくいので、少しずつ圧着していきましょう。
なるべくシートを動かさないように貼るのがコツ。スキージーを使ってゆっくりと行います。
わが家のようにドアに窓がある場合は、窓枠に沿ってスキージーで繰り返し切り取り線の印をつけます。このとき破いてしまわないように注意が必要です。しっかり印をつけてからカッターを使ってカットします。
●角の部分は三角にカット
ドアの角は重なる部分に厚みが出ないよう、三角にカットします。
●窓部分はマスキングテープで補助
窓部分はうまく接着できないことも。また、時間が経つとはがれやすくなる場合もあります。その際は、マスキングテープを使うと便利。シートと同じような色のテープを選んで、シートの端に貼っていきます。
●付属品を元に戻す
ドアにシートを貼り終わったら、付属品を元に戻します。ドアの向きに注意して設置しましょう。
●完成! コストをかけずに好みの扉に
もともとの色や経年劣化が気になっていたドアですが、コストをかけずに好みのデザインにすることができました。
ドアのリメイクなんて大変そうと思うかもしれませんが、意外と短時間で貼り終わりました。手軽に部屋の雰囲気を変えられて、おすすめです。ぜひ試してみてください。