全国的に、蒸し暑い日が続いています。せめて家の中だけでも、夏仕様のインテリアでリフレッシュしたいもの。でも、手間がかかったり、わざわざコストをかけてまで雑貨や家具を新たに購入するのはちょっと…という方におすすめなのが、手もちのものでさりげなく演出できる涼感インテリア。シンプルに暮らすためのアイデアをまとめた著作もあるみしぇるさんに、そのコツを伺いました。
大きな面積のカーテンを取り替えることで、視覚的にも涼しく
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●秋冬のモノトーンから夏色のカーテンに変更
マリメッコの生地を使ったカーテンを、秋冬のシックなモノトーンから、夏はレモンイエローにチェンジするというみしぇるさん。「夏の日差しを受けて、窓辺だけでなく部屋全体をぱっと明るくしてくれます。季節ごとに表情が変わるので楽しいですよ」。
ちなみに、秋冬はこちらのモノトーンの柄のカーテンを使用しているそうです。
●子どものワンピースを窓辺に飾って夏感を演出
夏のファッションアイテムを活用することも、ものを買わずに模様替えを楽しむためのさりげないテクニック。お母様が手づくりしたという子ども用ワンピースを窓辺につるしておけば、目に留まるたびに夏がきたのを実感できます。
●北欧ブルーのクッションでリビングのソファがぐんと涼しげに
鮮やかなブルーのクッションカバーは、カーテンと同じく、大好きなマリメッコのもの。「ブルーは、北欧のインテリアの差し色としてよく用いられるカラー。クッションカバーとして取り入れれば、手軽にリビングのソファを涼しげにできます」。
●ビタミンカラーのトレーを飾って元気なイメージに
夏らしい元気の出るオレンジ色のトレーは、キッチンとリビングの間にある壁に飾りながら収納します。「冬は同柄のブラックのトレーにします。トレーホルダーは北欧製のアンティーク。使い勝手だけでなく見た目の季節感にもこだわると、家事のやる気も上がりますね」。
●植木鉢は透け感のあるガラスビーカーにスイッチ
「陶器の植木鉢だと、存在感がありすぎて夏にはちょっと重いので、ガラスのビーカーを鉢の代わりに使うことも」。さりげなく置くだけで軽やかな雰囲気が生まれ、ガラスならではの土の層の見え方にもおしゃれ感が漂いますね。
●魚のポストカードを飾り棚にさりげなく立てかけて
魚が描かれたポストカードを壁の飾り棚へ立てかけ、海を連想するインテリアに。ゆるい絵柄がなんともキュートです。
友だちから届いたハガキや、おしゃれなダイレクトメールはファイリングして保存しておき、季節や気分によって飾り棚に飾るものを取り換えるそうです。