部屋をすっきりさせるには、ものが少ない暮らしをするのがいちばん。
ここでは、ミニマリストの本多めぐさんが、今までの暮らしのなかで買って後悔し、すでに処分したり、手放そうとしている5つのものを教えてくれました。
ミニマリストが後悔!なくてもよかったもの、大きくて場所を取っているもの
今回は、結婚10年目のミニマリスト主婦が、買って後悔した5つのものをご紹介します。
●フードプロセッサーやブレンダーは便利な反面、取り出す手間も
すべての画像を見る(全5枚)新婚のときはいろいろな料理にチャレンジし、フードプロセッサーを使った目新しいレシピを試していました。しかし、最近は家事に手間をかけたくないので、凝った料理をつくらなくなったのです。
ミキサーやブレンダーも、最初は使っていましたが次第に使わなくなり、人に譲ってしまいました。
道具を保管する場所や、出し入れの手間、洗ったりすることを考えると、材料を細かくしたいときに包丁でちょっとがんばる方がラクです。
しかし、離乳食づくりなど必要な方もいると思います。これはあくまでも私の場合ですので、今使っている便利な道具がある方はどんどん活用してくださいね。使わなくなったときが手放すタイミングだったのです。
●トイレスリッパはなくても快適だった
トイレのスリッパは、小さい頃から家にあったため、習慣で置いていました。しかし、床にマットが敷いてあれば足元が冷えることもありませんし、スリッパをはいてもはかなくても、快適さはあまり変わりません。
これは不要だと気づきました。今はマットだけにしています。
●水きりカゴは大きめのザルで代用できます
水きりカゴは、ミニマリストの多くが手放しているものの1つです。水きりカゴをなくし、ふきんや吸水性のある布の上に洗った食器を並べ、終わったら布を洗っておしまい、という形です。
私も、最初はふきんを敷いていたのですが、びちょびちょになるのでやめました。今は、大きめのザルとボウルに入れて、すぐふいて収納しています。
●大きなベッドより布団の方が小回りがききます
結婚と同時にセミダブルベッドを購入しました。しかしこれが、4畳半の寝室のほとんどのスペースを占領しています。
10年前は当たり前のように買ってしまったけれど、布団の方が小回りがきいて便利です。
布団は干せるので衛生的でもあり、扱いもラク。今度買い替えるときが来たら、折りたたみベッドか布団にしようと思っています。
●ソファの代わりに一人用のクッションも検討してみては?
ソファも結婚と同時に買った家具の1つです。くつろげますし横になれるので便利ではあります。しかし、ベッドと同じで場所をとりすぎるのが気になっています。
今なら、座イスか一人用のクッションを人数分そろえます。その方が自由度が高いからです。横になるときは床に寝るかベッドに行くようにすればよいのです。
●なくても困らないのでは?もっと小さいものがあるのでは?買う前に考えてみましょう
新婚のときは、新生活に向け家具をひと通りそろえるのが楽しかった記憶があります。また「ベッドがあって当たり前」「ソファがあって当たり前」と思い込んでいました。
しかし今だったら、限られたスペースをのびのびと使うために、大型家具より、小回りのきく家具を買って様子を見ます。
現代はものを捨てるのにもお金がかかりますね。いろいろ考えると、大きな家具ほど買う前に検討したほうがよいでしょう。
私の失敗談が、どなたかのお役に立てば幸いです。