ひとつの洗剤で、家じゅうをスッキリとキレイにすることができたら、物も減らせるしいいことづくめ。

“オキシづけ”という言葉が生まれるほど人気の万能洗剤・オキシクリーンならそれが叶うかもしれません。
今回は、愛用歴約10年という家事えもんさんに、その魅力と、キッチン汚れの掃除方法を教えてもらいました!

オキシクリーン
オキシクリーンで、キッチンの汚れを一発で落とす!
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放っておくだけで、感動するほどキレイになる!オキシクリーン

オキシクリーン

●オキシクリーンとは?

アメリカ生まれの酸素系漂白剤で、過炭酸ナトリウムと炭酸ナトリウムが主成分。40~60℃のお湯に溶かすと活性酸素が発生し、その泡が汚れを浮かび上がらせるほか、漂白・消臭効果も。泡立ちがよいアメリカ版のほか、界面活性剤や香料不使用で、環境にやさしい日本版も人気です。

●こんな汚れ、においがスッキリ!

汚れ

キッチンの油汚れ・食器についた茶しぶ・水回りのヌメリ・手アカ・水アカ・たばこのヤニ汚れ・網戸やサッシの黒ずみ・トイレの尿石・泥汚れ・食べこぼし汚れ・血液のシミ汚れ・草汁汚れ・汗による黄ばみなど

におい

生乾き臭・加齢臭・汗臭・生ゴミ臭・たばこ臭など

NGな素材

ウール製品・麻製品・畳・シルク、革などの水洗いできない素材・ペルシャ製カーペット・宝石、金属アクセサリー類・アルミ、金属のサビ・大理石・天然の着色料が使われているものなど

※布製品や建材、設備機器によっては酸素系漂白剤を使用してはいけない場合があります。布製品や建材、設備機器の取り扱い説明書や、パッケージに書かれた注意書きを事前に確認してから、容量を守って使用してください。

●基本のオキシ液のつくり方

【用意するもの】
・オキシクリーン
・バケツなどの容器
・40~60℃のお湯
・ゴム手袋
・スプーンやブラシなど混ぜるもの

【つくり方】

(1) 40~60℃のお湯を用意する
容器にお湯を注ぐ。効果をより引き出すため給湯器の温度は、設定できるなら60℃がベスト。60℃のお湯はやけどをする危険があるので、注ぐときは要注意!

(2) オキシクリーンを入れよくかき混ぜる
(1)のお湯にオキシクリーンを入れ、スプーンやブラシなどで混ぜる。
「オキシ液に直接触れると、手荒れを起こす可能性があるので、使用する際はゴム手袋をするように」

キッチンの汚れをまとめて掃除したい!

では実際に、キッチンの汚れをまとめて掃除してみましょう。

●排水口や三角コーナーは分けてオキシづけ!

フタ

排水口のフタをビニール袋で包んでフタをし、シンクを容器代わりに使います。ヌメりや油汚れが気になるシンク・キッチン回りのアイテムを投入し、オキシ液を加えます。

冒頭の写真のような状態でつけおきを。

「三角コーナー、コンロの五徳、食器など、汚れの種類ごとにビニール袋に入れ、オキシ液で満たす『おでん方式』なら衛生的。1時間ほどつけおき、汚れが落ちたらよく水洗いして」

マグカップ

「茶渋もすっきり落ちますよ」

ラップ

IHコンロはオキシ液を含ませたペーパータオルを密着させてパックに。

「ラップを重ねて、水分の蒸発を防ぐと効果がアップ!」

ESSE12月号

「放っておくだけで、感動するほどキレイになる!話題の万能洗剤オキシクリーン活用術」特集では、基本のオキシ液を使って、家じゅうの気になる汚れやにおいをスッキリ解消するための掃除法をたっぷり紹介しています!こちらもぜひチェックしてみてください!