ものが多すぎて片づけに時間がかかり、人を家に呼べない…と悩んでいる人は多いのではないでしょうか。
インスタグラムで公開するおしゃれなインテリアが人気のひとみさんは、目に入るものに統一感を出すことで、ものが多くてもゴチャゴチャして見えない工夫をしているそう。片づいている風に見せる「ごまかしテク」を教えてもらいました。
ものが多くても“ごまかし”テクを取り入れてスッキリ整った雰囲気に
専門学校でインテリアやスタイリングを学んでいたこともあり、キッチングッズや雑貨を集めるのが好きだというひとみさん。
「うちはものが多いから、なるべくゴチャゴチャして見えない工夫をしています。それでも常にきちんと片づけておくのは大変。急にママ友がわが家に集まるなんてこともあるから、そんなときでも短時間でササッと、“片づいている風”にごまかせる方法を駆使しています(笑)」
とくに気をつけているのは見せる収納と隠す収納のバランス。
「目に入るものはなるべく色や質感をそろえたり、パッケージのうるさいものは隠したり…。それだけでも整った空間に見えて印象がアップしますよ」
●「見せる」と「隠す」のルールを決めればゴチャつかない
飾るものは木や革、鉄製のグッズを中心にし、統一感が出るように工夫。
「日用品や食材などパッケージがうるさいものはカゴにしまって、来客前に布で隠します」
カゴの中には日用品がちらり。
布類はまとめてストックしておきます。
●ツルッとした面のホコリだけ手早く払えばOK!
「掃除する余裕がないときは、ピアノの上やテーブルなどツルッとした広い面のホコリだけ払うように」
おしゃれなハタキを、汚れやすい場所にセットしておけば気になったときにすぐ使えます。
掃除道具に見えないほどにかわいいのがポイント。
●つめ替えたり、ラベルをはがすだけですっきり!
目につきやすい食品や日用品のラベルにはこんな工夫も。
「台所洗剤は真っ白なポンプ式容器につめ替え。油などの食品も、パッケージをはがすだけで、ぐっとすっきりした見た目になります」
●来客中でも間に合う! トイレ掃除グッズは手の届く位置に
「来客後でもトイレに行ったついでにサッと掃除できます」
ペーパーホルダーの上にはアルコールクリーナーをセット。子どもも使う消臭剤はかわいいキャラもので。
●ゴチャつくエリアは大きな家具で視線をブロック!
「小学生の子どもふたりはリビング学習。机の周りにはどうしても雑多なものが散らばりがちなのでダイニングとの間に食器棚を置きました」
パーテーション代わりになってテーブルからはゴチャつきが見えない配置に。
●アロマスプレーで生活臭をシャットアウト
「『ランドレス』のファブリック用スプレーを玄関に置き、来客前に空中に吹きます」
こもった生活臭は、自分では気がつきにくいもの。華やかな香りでおもてなし感アップ。
●散らかるものはコンテナに入れ別室に
ネット通販の段ボールや買い物袋などは、すべてコンテナにまとめて、寝室に避難。
「折り畳み式なので普段は畳んで置いておけます。シックな色味なら、出しっぱなしでも違和感なし」
●フロアモップは「かける」「しまう」がスムーズにできる動線に
生活感が出やすいフロアモップの置き場は寝室に。
「LDKを掃除したあと、戻すついでに廊下やトイレもサッと掃除できる動線を意識しました」