家の中のスペースが限られていると、「なにを手放して、なにを残すか」が大きな課題になってきます。
家族6人、60平米の賃貸マンションで暮らすママブロガー、ベリーさんはすっきり暮らすために、まずは「バスタオルとバスマット」を使うのをやめたそう。その理由と、「代わりに使っているもの」を教えてもらいました。
「洗いづらい」ものは不要のサイン?バスタオルとバスマットを手放した結果…
すべての画像を見る(全3枚)わが家は6人家族です。夫、1歳から11歳までの2男2女と暮らしています。
住まいは60平米の賃貸マンション。6人ですっきり暮らすためにはもてるものが限られてしまいます。そこで、「わが家ではもたない、使わない」と決めたものがいくつかあります。
そのひとつが、バスタオルとバスマットです。
もたない、使わないと決めたものには共通点があります。それは、「気になったときに洗いづらい」もの。
入浴後に家族全員が踏むバスマットは、1日の終わりには相当濡れて不快な感じになってしまいます。
濡れてびしゃびしゃになったマットを毎日しっかり洗って干せているおうちはどれくらいあるでしょうか。ちなみにわが家は共働きなので、毎日はなかなか厳しいです。
●フェイスタオルで2役の役割に!洗濯もあっという間にラクちん!
そこで、いろいろ試行錯誤を繰り広げた結果、フェイスタオルですべてまかなえるということに気がつきました。バスマットも使わなければ、バスタオルも使いません。フェイスタオルが2つの役割を果たしてくれるからです。
なぜ、バスタオルもやめたのか。その理由は、洗濯が大変になるから。バスタオルは表面積が大きく、6人家族のわが家が使うと洗濯機があっという間に容量パンパンに。洗濯後、干せば干したで乾きにくい問題がありました。
そこで、お風呂上がりにバスタオルを使うのは止め、家族全員フェイルタオルで体をふくことに。これを始めて早3年たちました。フェイスタオル1枚でたりなければ2枚使ってもOK。2枚使ったとしても、バスタオルを1枚洗うよりも洗いやすいのです。
●フェイスタオルはバスマットにもなる。常識を変えただけでノンストレス
フェイスタオルのいいところは、なんと言っても乾くのが早いところ! 乾くのが早いということは、生乾きのあの嫌なにおいがしにくいということです。そして、このフェイスタオルのもうひとつの役割は、バスマットです。
はじめはフェイスタオルを足で踏むことに抵抗があるかもしれません。けれど、それは思い込みかも。「バスマット」は基本的にきれいに洗った足で踏むものです。床に置くことに抵抗がある場合は、フェイスタオルに切り替えようと思ったタイミングで床をしっかりきれいに拭いておけば、気になりません。
その日「バスマット」として使ったフェイスタオルは、ほかの洗濯物と一緒にきれいに洗濯します。洗いづらくて、気になったときに洗えないものは一度使わない期間を設けてみるといいかもしれません。少なくともわが家では、これらのグッズをもたないと決めただけで洗濯にかかる手間や時間、そしてなにより「これ、いつ洗おう…」と頭の片隅にチラチラ浮かんでは消えるストレスがなくなりました。
「手入れしたいのにすぐできない」ものは手放してみる、もしくは手入れが簡単にできるもので代用してみる。「ない方がじつは快適だった!」と思うものが、意外にたくさんあるかもしれませんよ。