金利上昇で気になる住宅ローンや、加入したままになっている保険類。「このままで大丈夫?」「今すぐ見直すべき?」と不安に感じている人も多いはず。住宅ローンの借り換えや繰り上げ返済、保険の見直しについて今やるべきことを、お金のプロであるファイナンシャルプランナーの高山一恵さんと塚越菜々子さんに聞きました。
すべての画像を見る(全2枚)借り換え・繰り上げは?金利上昇中の住宅ローン対策2つ
これまでなかなか上がらなかった金利が急に上がり始めたことで、返済の不安を抱く人も多いはず。「借り換えや繰り上げ返済をするべき?」と悩む声がESSE読者からは多く寄せられました。
●1:まずは5年後、10年後の返済額がどう変わるか確認して
マイナス金利政策が終わり、金利が上がったとはいえ、住宅ローンの変動金利はまだ低水準。変動で借りている場合、今固定金利に借り換えるとかなり金利が上がるので、急ぐ段階ではないそう。
「ただし、今後の金利上昇を見越して、金利が上がった場合の5年後、10年後の返済額がどうなるか、シミュレーションしてみてください」(高山一恵さん、以下高山)
●2:あわてて繰り上げ返済するより、余剰資金を貯めておいて
余剰資金がある場合、繰り上げ返済するより投資に回す方が実質おトクな場合もあります。
「もちろん、残債を減らす精神的メリットを重視して繰り上げ返済するのもアリ!」(塚越菜々子、以下塚越)
「今無理して繰り上げ返済するより、今後さらに金利が大きく上がったときに繰り上げた方が効果的。今後の動向を注視し、手元の余剰資金を増やしておきましょう」(高山)
加入している保険の見直しポイント2つ
結婚当初や子どもが生まれたときに加入した保険を、そのまま放置している場合はあらためて確認を。現状のライフステージに合わせた見直しが必要です。
●1:見直すべきタイミングは「教育費の支払いが終わったとき」
親の生命保険の死亡保障は、子ども1人につき1000万円が目安といわれます。
「妻の死亡保障がない家庭も多いのですが、妻に万一のことがあった場合の負担は大。妻の保障も再検討をおすすめします」(塚越)
「ただし、子どもが大学を卒業するなど、教育費が終わったら、1000万円の保障は外してOK。見直しのタイミングです」(高山)
●2:医療保険、がん保険は医療の現状に合う保障か確認
昔加入した医療保険は、現状に合っていないことが。また、保険料を抑えた保険も増えています。
「最近は入院日数が減っているので、最低日数に条件がある保障だと適応されないケースも。がん保険は、がんの診断が出た時点で100万円などの保障が受けられるタイプが人気です。通院や自由診療にも対応できるものを選んでみましょう」(高山)

