食費節約のために、まとめ買いをしたり、おやつを手づくりしたり…。
やった方がいいことはわかっているけれど、なかなかやる気が続かないこともありますよね。
ESSEは、インスタグラムをうまく利用して、食費4万円カットに成功したゆきこさんを取材。「投稿を続けることがやる気を持続させている」という、SNSを使ったモチベーションアップ術について詳しく聞きました。
SNSでの情報発信で培ったワザを大公開! 楽しみながら取り組んで
「出産を機に、節約に関する情報を収集しようとインスタグラムを始めましたが、同世代の働くママたちが節約をしながら豊かな食卓を実現していたことに刺激を受けました。気になったテクを参考にしつつ外食回数を減らすと、食費が減ってきて…。自分でも効果があったテクを紹介しようと考えるようになり、気づけば2年で食費が約4万円ダウンして2万円台になっていたんです」と、ゆきこさん。
今回はそんなゆきこさんが情報発信を続けるうちに身につけた、節約テクを教えてもらいます。
●100円ショップの竹ザルや豆皿でおうち居酒屋を演出し、外食費カット
夫の晩酌用のおつまみは、ほぼつくりおきか、生ハムのユッケなど加工肉をアレンジしたもの。
「豆皿を竹ザルにのせると雰囲気が出て、居酒屋感を演出できます。おつまみをコンビニで買うことがなくなり、夫のムダづかいがぐっと減りました!」
●おしゃれなカフェドリンクやおやつを手づくりしておやつ代をカット
ネットで話題の「二層コーヒー」にハマり中。
「先に牛乳と氷を入れ、氷の上にアイスコーヒーをそっと注ぎ入れるときれいな二層になりますよ。お気に入りのボダムのグラスとセリアのストローで、カフェ気分を満喫」
カフェタイムに合わせるのは、ホットケーキミックスでつくったマフィン。
「材料費は1個30円ほど。子どもたちも好きなのでよくつくります」
●作家ものやブランドの器で気分を盛り上げ、節約のモチベーションアップ
イイホシユミコさんのカップをはじめ、作家ものの器やブランド食器は、先行投資と考え、吟味を重ねて購入。
「節約料理で味気のないお皿では気分もイマイチ。お気に入りの食器ひとつで気のもちようが変わります!」
●家族のアドバイスを生かし、節約おかずを定番化
外食先で気にいった料理などは、自宅でできないか再現。
「新しい料理は夫に試食してもらい、改良を重ねてレシピ化し、わが家の定番に。家族に絶賛されたレシピなら、食べ残しもありません」
節約は自分1人で続けようとすると、せっかくがんばっていてもだれにも認められず、孤独な気分に陥ることも。
SNSをとおして、ほかにもがんばっている人の姿がみえたり、自分のがんばりが認めてもらえることで、節約に対して前向きになれるかもしれませんね。
ほかにも
ESSE11月号ではさまざまな食費節約や節約レシピを特集しています。ぜひ手にとってみてくださいね。