アメリカ・シアトルに住んで十数年。子育てに奮闘するライターのNorikoさんに、現地で話題のフードやライフスタイルを紹介してもらいます。今回は、子ども部屋のインテリア・アイデアをレポート!

トレンドのプレイ・テントはネイティブ・アメリカンがモチーフ
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トレンドのプレイ・テントはネイティブ・アメリカンがモチーフ

トレンドのプレイ・テントはネイティブ・アメリカンがモチーフ

開拓前から暮らすアメリカの先住民は、ネイティブ・アメリカンと呼ばれます。シアトル周辺にも彼らの居住区が存在し、さまざまなネイティブ・アメリカン文化が各地で見られます。

そのひとつが、「ティーピー」という独特の居住スタイル。三角錐の形状をしたキャンプに使うテントのような見た目で、アメリカではキャンプ場にティーピー型の宿泊施設が登場するなど、ちょっとしたブーム。最近は、そのデザインを取り入れた子ども向けのプレイ・テントも人気となっています。子ども自身が入れる、おもちゃのお家ですね。

おもちゃのお家

イマジネーションを高めるおもちゃのお家は、屋外にもおけるしっかりしたおうちタイプもアメリカでは大人気ですが、それだとスペースも取るし、かなり割高。テントなら、より手軽です。

赤ちゃんから小学生まで、おうちにこもって遊ぶのに大活躍!

赤ちゃんから小学生まで、おうちにこもって遊ぶのに大活躍!

日本でも昔から、押し入れや秘密基地など、隠れ家的な空間は子どもに喜ばれていますよね。プレイ・テントをひとつ部屋に置けば、そうしたスペースがたちまち出現。子ども部屋のインテリアとしてはもちろん、リビングルームの子ども向けスペースづくりにも活用できます。

子どもが小さいうちは、隠れんぼ的な遊びやままごと以外にも、ボールやぬいぐるみをたくさん入れて遊ばせるのもアイデア。少し大きくなったら、静かに絵本を読むスペースにしたり、お友達との内緒話を楽しんだり。意外と長く使えるんです!

子どもだけでなく、親にもうれしいメリットが!

子どもだけでなく、親にもうれしいメリットがある

テントをのぞくと、子どものお気に入りのおもちゃや絵本がこっそり入っていることも。子どもにとって宝物の隠し場所としてもうってつけのようです。

その一方で、じつは、私もテントにいろいろと入れるものがあります。それは、キーボードや大きめのおもちゃ、ぬいぐるみなど、ちょっと収納場所に困るような大きさや形状のアイテム。また、図書館から借りてすぐ読みたい絵本など、定位置のないものの仮置き場にも使えます。掃除の際には、床に出しっぱしになっているおもちゃを、とりあえずまとめて突っ込むことも(笑)。これは、来客があるときの目隠しにも有効です。

ネットや大型のおもちゃ屋さんなどでも簡単に手に入ります

ネットや大型のおもちゃ屋さんなどでも簡単に手に入りますが、市販品でなくても、長い棒4本をホームセンターなどで買ってきて三角錐に組み、ブランケットやおふろ用カーテンなどをかませて固定すれば、即席ティーピーのでき上がります。試してみる価値はありますよ。

【Noriko】

アメリカ・シアトル在住。現地の日系タウン誌編集長職を経てフリーランス・エディター/ライターとなり、日米のメディアに旅行情報からライフスタイル、子育て事情まで多数の記事を寄稿する。著書に『

アメリカ西海岸ママ~日本とは少し違うかもしれない、はじめての妊娠&出産~

』(海外書き人クラブ刊)