甘辛くておなじみの「ショウガ焼き」の味つけが、じつは鮭にもぴったり合うのをご存じでしょうか?
料理やワインについての著作があるイラストレーターTamyさんに、子どもも喜ぶ、鮭とキノコを使った時短レシピを教えていただきました。
フライパン1つで完成!秋を味わえる「鮭とキノコのショウガ焼き」レシピ
日を追うごとに秋めいてきました。食べ物がおいしい季節の到来ですね。
この時季に産卵のため戻ってくる鮭は「秋鮭」と呼ばれ、脂身が少なく身がやわらかいのが特徴です。
ホイル焼きやムニエルなどが定番ですが、たくさんのキノコと一緒にショウガ焼きにしてみました。
甘辛い味つけはご飯のおかずになりますし、お弁当にも利用できて便利です。
【材料(4人分)】
・鮭の切り身 4切れ
・シメジ 1パック
・エノキ 1パック
・マイタケ 1パック
・薄力粉 適量
・サラダ油 適量
・A[酒大さじ2 みりん大さじ2 砂糖大さじ2 しょうゆ大さじ2 ショウガ(すりおろす)小さじ1]
【つくり方】
(1)鮭に小麦粉を薄くまぶす。
(2)マイタケ、シメジは割いて、エノキは石つぎを切る。
(3)Aの調味料を合わせておく。
(4)フライパンに油を熱し、中火で鮭の両面を焼く。
(5)キノコ加えて炒め、火が通ったらAを入れ煮からめる。ツヤが出たら火を止める。
鮭は身が崩れやすいので、表面をしっかり焼くのがポイントです。
豚のショウガ焼きをつくったタレを鮭にからめてみたら家族に好評で、わが家の定番メニューになりました。魚が得意でない子もこれなら食べられるかも! ぜひお試しください。
【Tamyさん】
イラストレーター、エッセイスト。ドイツワインの輸入商社勤務を経て、結婚、出産。2児の子育てと介護のかたわら、ワインエキスパートの資格を取得。トラベラーズノートに描いた絵日記をInstagramで公開したところ話題を集め、現在フォロワーが5万人。2016年2月より「gooいまトピ」で連載開始。6月に新刊「図解 いちばんわかりやすいワインの基本」(三才ブックス)が発売