幸栄です。パン教室「toiro(トイロ)」を主宰しています。初めてパンを焼いたのは、長女の出産から1か月後のこと。あの日から試行錯誤を重ね、今は卵とバターを使わないパンのレシピをつくっています。パンを焼きながら、2人の娘の母としても、楽しみや大変さをたくさん感じる日々。毎日のなかで見つける、ささやかな幸せや楽しみをつづっていこうと思います。


<幸栄のゆらゆらと、つらつらと。日々のささやかな幸せをパンと一緒に。>
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大型家具の買い物だけでなく、食事やキッズスペースでの遊びも楽しめるイケア。私も家族でよく出かけます。いろいろなデザインの家具や雑貨たちがあふれた広い店内では、ついつい目移り。そんなイケアで私がよく買うものは、ちょっと使うだけで、食卓が華やかになるテーブルアイテム。いつも買っているものと、今回、気に入って買ってみたものたちをご紹介します。

IKEAのテーブルアイテムで季節感を取り入れて

●カトラリーやパンのお供にぴったりなペーパーナプキン

ペーパーナプキン

器やテーブルクロスなどで色や柄を冒険できない私は、ペーパーナプキンで、テーブルコーディネートにバリエーションを出して楽しんでいます。今回はいつもの白と一緒に、暑い夏に元気が出そうなピンクと青を購入しました。

ハムエッグも特別感がでてきます

スプーンやフォークを置くとき、一緒にペーパーナプキンを添えるだけで、いつものハムエッグも特別感がでてきます。

ピクニックやキャンプにもおすすめ

そして、バタバタした日の朝は、パンをペーパーナプキンの上に置いて、お皿を洗う手間を省きます。ピクニックやキャンプにもおすすめですよ。

●ストローは季節感のある色を選んで

色もかわいくて、値段もお手頃

娘たちが大好きなストローも、IKEAで買う定番品です。そのときどきで色の組み合わせが変わり、それがその季節になんともぴったりな色合い。今回は太めで、淡い色のストローを選びました。私が大好きな水色とピンクの組み合わせ!たくさん入っているし、色もかわいくて、値段もお手頃です。

ちょっと長さを切って使っています

背が低いコップの時は、ちょっと長さを切って使っています。この方が飲みやすいし、ストローが大好きな娘たちも楽しそう。私も幼い頃、しましまの折れるストローが大好きで、夏はよく使っていたのを思い出します。

●真っ白なテーブルランナーは洗うとさらに涼やかに

真っ白なテーブルランナーは洗うとさらに涼やかに

試しに買ってみたものは、真っ白なテーブルランナー。テーブルクロスは洗うのが面倒、でもなにか敷きたい…。そんなときに真ん中にさらっと敷いて楽しんでみたくて買ってみました。値段も1000円以下なので、気軽に試してみよう!と思えますよね。

値段も1000円以下なので、気軽に試せます

私は洗いざらしの布の風合いが大好きなので、テーブルランナーも洗ったらアイロンなどはかけずに使います。たたむのではなく、くるくる巻いておくとシワがつきません。

●エルダーフラワーのシロップは炭酸水で割るのがおすすめ
エルダーフラワーのシロップ

イケアに行くと、娘たちと必ず食べるソフトクリームをおいしくいただいたあとは、友人から聞いて気になっていた、エルダーフラワーのシロップを購入。

エルダーフラワーは、5月~6月に白い花を咲かせるハーブ。北欧をはじめ、ヨーロッパでは花の部分を使って、シロップをつくったり、ハーブティーなどにして楽しまれているそうです。

帰宅後、早速炭酸水で割って飲んだ次女の感想は「マスカットみたいでおいしい!」とのこと。

炭酸水で割るのがおすすめ

あっという間にこんなに減ってしまいました。確かにマスカットのさわやかな味、そしてほのかな酸味が炭酸水で割るとさっぱりとしておいしい!色もスパークリングワインのようで、ちょっとお酒を飲んでいるような気分を味わえるかも。

家具を見るのも楽しいIKEAですが、気軽に買える日用品や食品もおすすめ。日々の生活にちょっとした色遊びを取り入れてみてはいかがでしょうか。

【幸栄(ゆきえ)】

1979年広島県生まれ。「はな」と「ひな」2人の娘をもつ。モデルとして活躍したのち、長女の出産を機にパンづくりに出合う。ベッカライダブルハウスにて、製造補助をしながらパンについて学び、 2010年から卵とバターを使わないパン教室、toiro を始める。 著書に『「ちょっとのイースト」で作る ベーグルとピザの本 (生活シリーズ)』(主婦と生活社刊)、『パウンド型で焼けるおいしい食パン』(家の光協会刊)、『あかちゃん、こども、おとなのパン―はじめてのパンづくり』(アノニマスタジオ刊)などがある。