収納アイテムや洋服を買ったはいいけれどしっくりこなくて、結局放置…。潔く「捨てる」という選択もありますが、できることなら避けたい。

使い方の発想を転換することで、一度は使いこなせなかったものを、別の用途で使えるようになったという好例を取材しました。

うまく使えていないものは、しっくりくるまで試行錯誤を

今回取材した読者の森さん(仮名)は、じゃまに感じたり、見た目がイマイチだったりするものをそのままにしません。「捨てる」「使い方を変える」などこまめにバージョンアップさせて、ものを流動させています。

●クローゼットを見直して着ていない服のコーデを考える

チノパンを履いた女性
捨てるはずだったチノパンも、着回しを模索した結果しっくりくるコーデに
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あまりはく機会がなく、捨てる候補だったチノパン。
「もっと着まわせないかと考え、アロハシャツと合わせてみるといい感じに。死蔵品は定期的に使い方を見直して、新たな魅力を引き出すようにしています」

●あけ閉めが面倒なフタは思いきって捨てる

おもちゃであそぶ女の子

子どものオモチャはアイテム別にプラスチックケースに入れ、フタは処分。

「フタがあると出し入れが面倒だったようで、なくしたら子どもが自分で片づけられるようになりました」

粉末洗剤

食洗器に使う粉末洗剤はフタをとった容器へ。

「頻繁に使うものだから、すぐにすくえるとラクです」

●家にあったリンゴ箱をテレビ台に

テレビ

「以前使っていたテレビ台がしっくりこず、クローゼットの中で仕切りとして使っていたリンゴ箱を置いてみると、ちょうどいい幅で高さもピッタリ!」

2個並べた上に板を渡すことで、隙間にDVD機器も配置可能になりました。

玄関
テレビ台のデザインは気に入っていたので、玄関に移動。 「出かけるときに持って行くものなどをちょっと置くのに便利です」●床置き防止に壁の飾りフックを活用 収納場所に困っていた洋服の一時置きは、前からあった壁の飾りフックを活用。 「洗濯カゴに入れたり、棚に置いてみたりと試行錯誤していましたが、これなら畳む必要もなく、見た目もおしゃれに。床置きがなくなりました」