秋らしい陽気の日も増え、そろそろ夏物はお別れです。そんな衣替えの時季になると、気になるのがクローゼットの収納術。服が取り出しづらい、迷子になるといったお悩みを解決して、使いやすくするにはどうしたらいいのでしょう。
そこで、3人の子育てとフルタイムの仕事があっても、家をすっきり保っている収納達人のお宅を取材。散らからないクローゼットのつくり方を教えてもらいました。
アイテムも管理もシンプルに。散らからないクローゼットのつくり方
今回教えてくれた読者の伊藤由維さんは、夫婦の服を1か所のクローゼットですべて管理。探しやすく戻しやすい工夫や、上手な処分のコツをご紹介します。
●1年以上着なかった服は手放す
似合わない服や着る回数が少ない服は、潔く処分しますが、迷ったら保留用の箱に1年間保管。
「時間をかければ納得して手放せます。服が好きな夫にもこの方法をすすめたら、自分で服を整理してくれるようになりました」
●クローゼットのハンガーは統一する
すっきり見せるポイントのひとつは、同じシリーズで統一したハンガー。
「トップスやワンピースのハンガーは、ニトリのすべりにくい薄形タイプを活用。厚みがないのでスペースの節約になり、アーチ形は形崩れもしません」
●ボトムはすべてかけて管理する
ボトムは、ネットで購入したキャスターつきのスラックス用ハンガーに収納。色ごとにまとめて、すっきり感をさらにアップさせています。
「2つ折りにしてかけるだけ。1枚ずつ取り出せてシワにならず、手もちのものがすぐに探せて便利です」
●無理して流行の服を買わない
かつては個性的な服や流行の服を買い求めていましたが、育児が始まるとプチプラ服中心に。今は黒、白、ベージュなどのシンプルな色の服だけに割りきっています。