キッチンアイテムはサイズがバラバラだったり、細かいものが多かったりして収納に苦労しがち。きれいに収められたつもりでも、使いたいものがすぐに出てこないとストレスになります。そこで活躍するのが、つり下げタイプのワイヤバスケット。キッチンの収納力がぐんとアップするうえ、入れるものによっては見た目もおしゃれに。
そんな「ワイヤバスケット収納術」を今回教えてくれたのは、フォトスタイリストとして活躍する貝賀あゆみさんです。仕事柄、インテリアづくりは得意。子育てに忙しい毎日のなかで効率的な収納術を試行錯誤してきたそう。簡単にマネできるワザを紹介してくれました。
用途に合わせて、サイズ違いを使い分けて、デッドスペースを有効活用
すべての画像を見る(全5枚)
わが家では、奥行きのある食料庫を食器棚として使っています。大きい空間に、大小さまざまなキッチンアイテムを収納しているため、かつては油断するとすぐにごちゃごちゃしてしまっていました。ですが、棚板に引っかけてつり下げるタイプのワイヤバスケットを使うと、デッドスペースを有効活用でき、入れるものの定位置が決まり、すっきりした収納が持続するように。今回は、オススメの使い方を3パターンにわけてご紹介します。
ちなみに、わが家で使っているのはこの3つです。
●ラップ類の収納は、奥行きのあるワイヤバスケットでまとめて
ラップ、アルミホイル、クッキングシートは、シンク下収納に立てたり寝かせたり、なかなか置き場に迷いがちなアイテム。ワイヤバスケットにまとめて収納すれば、収納の扉をいちいち開け閉めすることなく、料理中にさっと取り出せて便利です。
●倒れやすい水筒は、浅めのワイヤバスケットと滑り止めシートで収納
水筒の収納には、浅めのワイヤバスケットを使用しています。滑り止めシートを敷いて、横にして水筒を入れれば、倒れる心配もなく、すっきり収納できます。
●クロスや布物の収納には、ワイヤバスケットを引き出し代わりに
意外とスペースをとってしまうクロス類やランチマットなどの布アイテムの収納も、ワイヤバスケットで解決。重ねて入れておけば、下に入れたものでも引き出して取り出すことができて便利です。以前、棚に置いていたときは、うっかり水がかかってしまうということもありましたが、この収納にしてからはぐっと減りました。
つり下げタイプのワイヤバスケットは、100円ショップやホームセンターなどで、豊富に展開されています。サイズもいろいろなので、使いたい場所に合ったものを探してみてください。意外なスペースが有効利用できるかもしれません。