ものが少なくすっきりした家は、開放感があるので、涼しく感じるメリットもあります。
6年前に築40年の中古マンションを購入したという人気インスタグラマーのriiさんのおうちにお邪魔して、すっきり暮らしを維持できる工夫を取材しました。
床を見せてすっきり。はだしで心地いい部屋を実現
すべての画像を見る(全8枚)「夏は、リビングに敷いていたラグやマットを片づけます。できるだけ床の面積を広くして、まずは見た目をすっきりと。無む垢くのフローリング材なので、はだしの感触が気持ちいいんです」
ともに建築関係で働くriiさん夫妻は、中古マンションを購入してリノベーション。広々したリビングに憧れ、自分たちで設計した間取りに変更しました。
「着ていない洋服や不用品を処分すると、身も心も軽くなります。部屋に置くものは厳選したものだけ。そこに花や植物を飾って、部屋づくりを楽しんでいます」
【BEFORE】
【AFTER】
「収納スペースが増えるとそれだけものも増えるので、収納家具は最小限に」と、すっきり片づく部屋には収納計画にも工夫が。家族全員で定期的に洋服やオモチャの量を見直し、ものが増えすぎないよう心がけています。
【すっきりの理由1】ものは定量を決めて定期的に見直し
玄関の靴は棚に収まるだけ。シーズンオフの靴は天井近くの棚に収納。
増えがちなオモチャは、箱に入りきらなくなったら手放すそう。
「成長とともに遊ぶものも変わるので、『これはいる?』と子どもに確認しながら見直します」
【すっきりの理由2】お気に入りの食器はスタッキングして“見せる収納”
お気に入りのものはしまい込まず、見せる収納に。
「お皿やボウル、カップが美しくスタッキングできる『ハサミポーセリン』にひと目ぼれ。見せる収納にしたくて、キッチンはオープン棚にしました」
【すっきりの理由3】グリーンを取り入れて視覚的に涼しく
riiさんの趣味のグリーンは部屋のあちこちに。
「観葉植物は枯らさないようにしなきゃと気をつかいますが(笑)、切り花は家事のついでに水が替えられて気ラク。面倒とは感じず、癒やしの時間です」
作家ものの花器は年に1回程度、自分へのごほうびに購入。
「リビングには、いつも枝ものを。長もちするので手入れも簡単です」