帰宅したときに「鍵がない」とポケットやバッグの中を探したこと、だれもが1度や2度はあると思います。
ライフオーガナイザーの尾花美奈子さんは、100円グッズを使ってカギの居場所をバッグにつくったところ、すぐ見つかるようになったそう。詳しく伺います。
鍵が行方不明になるのはどんなとき?5分で定位置をつくろう
バッグの中を探しても鍵が見つからない。すぐに見つかればいいのですが、なかなか見つからない場合は本当に焦りますよね。家に入れないのではと生きた心地がしないものです。
「どこに入れたのだっけ?」と思い出そうとしても思い出せない。出かけるときに時間がなくて急いでいる場合や、小さな子どもが先にひとりで行こうとして慌てた場合など、なにかほかのことに気を取られている場合は、無意識にカギをどこかへ入れてしまうもの。
バッグに入れる場合は内ポケットに入れたり、伸び縮みするコード(スプリングコード)で持ち手にぶら下げたりする方法もありますが、やはり急いでいるとつい適当に投げ込んでしまったり、別のバッグに変えたときにつけ替え忘れ、「鍵が見つからない!」となるようです。
●5分で完成、鍵の定位置づくり
そこで「適当にバッグに投げ込んでも行方不明にならない」かつ「つけ替えやすい」グッズを、セリアのグッズでつくってみました。
【用意するもの】
・スプリングコード:バッグの中で固定できるように、片側がクリップ式のもの
・カラビナ:服のポケットに入れるときにジャマにならないように中サイズのもの。また、バッグの持ち手へのつけ替えがしやすいように内側が広く開いているもの。
【つくり方】
(1)カラビナについているリングをはずします。
(2)スプリングコードについているストラップをはずします。
(3)カラビナにスプリングコードを取りつけます。
これで完成! 5分でできます!
●鍵をバッグの内ポケットに入れる場合
(1)鍵をカラビナに通します。
(2)クリップを内ポケットの縁に挟みます。
固定されているので、内ポケットにきちんと入れず放り込んでも、バッグの底に沈んで見えなくなることはありません。
●鍵をバッグの持ち手にぶら下げる場合
(1)スプリングコードに鍵を取りつけます。
(2)カラビナをバッグの持ち手に通し鍵はバッグの中へ。
これで行方不明にならないし、内側が広めのカラビナを選んでいるのでつけ替えもスムーズにできます。
●自転車の鍵もコードつきカラビナに通して安心!
「行方不明になりやすい鍵」と言えばもうひとつ、「自転車の鍵」がありますよね。家の鍵より小さい分なくしやすく、見つからないと「どうやって帰ろう」と悲しい気持ちに。子どもがお友達と出かけた先でなくして大変な目に遭ったということもありがちです。
でもカラビナに通せば大丈夫です。自転車の鍵をはずしたらカラビナに通すように習慣づけましょう。よく響く鈴をつければさらに効果的です。
鍵を行方不明にしやすい方も、子どものことが心配という方も、簡単なのでぜひつくってみて下さい。大きな安心感が得られるはずです。