<ポイント2>出しっぱなしを防ぐ収納づくり
すべての画像を見る(全6枚)玄関には、ポケットティッシュやマスクなど、日常的に使うアイテムが置きっぱなしになりやすいものです。こうしたアイテムが視界に入るだけで、玄関全体が雑然とした印象を与えてしまいます。
そこで筆者宅では、「マスク」「ポケットティッシュ」「シーズン用品」と用途別に分類し、それぞれを収納ボックスにまとめて玄関収納の中へ収めています。
シーズン用品のボックスには冬はカイロ、夏は日焼け止めアイテムやハンディ扇風機を収納。梅雨の時期にはタオルを入れておくと、帰宅時に濡れた衣類やバッグをさっとふけて便利です。
そのほかにも、靴ずれ防止用のばんそうこうや、外出時の体調に備えて市販薬(筆者宅では葛根湯)なども常備。玄関に必要最小限の応急アイテムをまとめておくことで、靴を脱がずにすぐに取り出せ、外出の準備がスムーズになります。
「そんなスペースはない」と感じる場合は、今ある玄関収納の中身を一度見直してみるのがおすすめです。たとえば、女性の靴なら2~3足、男性なら1~2足分を減らすだけで、小さな収納ボックスを置くスペースが確保できます。
玄関はものが集中しやすい場所です。必要なものを厳選して、「定位置」と「適正量」を決めると、散らかりがちな玄関もすっきりと使いやすい空間に変わっていきます。