毎日の献立を考えるのは大変。昨日はあれを食べたけど、今日も同じような料理をつくってしまう…なんて、献立のバリエーションがたりず、行き詰まってしまうこともありますよね。
「バリエーション豊かな献立を考えるコツは、『食材・調味・調理』に変化をつけること。いつも同じような料理になるのは、食材、調味、調理法が似てしまっているからかもしれません」とは、インスタグラムのフォロワー46万人の人気料理ブロガーのYuuさん。身近な食材で無理のないレシピを考案することで多くの人が助けられています。
そんなYuuさんに献立を考えるのがラクになる、ちょっとしたアイデアを紹介していただきました。
献立を考えるのが劇的にラクになる6つの考え方
●【POINT1 食材選び】メインは前日と違う食材を使う
すべての画像を見る(全6枚)献立は肉、魚、卵、大豆製品を主役にしたメインおかず(主菜)から考えるのがおすすめ。メインは前日の夜が豚肉なら「今日はお魚」「鶏肉」というように、前日の食材と違うものを選ぶとバラエティに富んだ食卓になりますよ。
●彩りを意識する
食材と栄養のバランスは、“彩り”を意識。「赤」「緑」(緑黄色野菜に多い)、「黄」(卵類に多い)、「茶」(肉や魚に多い)、「黒」(海藻類に多い)の5色を意識的にちりばめた献立は、食材の偏りが少なく、栄養をまんべんなく摂りやすくなります。
●【POINT2 調味】味がかぶらないようにする
食材が決まったら、味のバランスを考えます。一食の中で、甘い味、しょうゆ味、みそ味、酸っぱい味など、さまざまな味が楽しめるように、メインおかず(主菜)とサブおかず(副菜)は味がかぶらないようにしましょう。
●【POINT3 調理】食感をイメージして調理法を選ぶ
ふわふわ、シャキシャキ、もちもち、サクサクなど、食感を意識して調理法を選びます。いろいろな食感が楽しめると、満足感もアップ!
●調理法がかぶらないようにする
一食の中で、「加熱しない」「炒める」「揚げる」「煮る」など、さまざまな調理法を組み合わせて食べ飽きない工夫をします。また、メインおかずが温かいものであればサブおかずは冷たいものにするなど、温度で変化を出すことも。
●コンロ調理とレンジ(または加熱しない)調理を組み合わせて効率よく
メインと汁物をコンロで調理している間に電子レンジで調理できるものや加熱しないでいい食材を使って副菜をつくると、ごはんづくりがスムーズに。
特に電子レンジ調理は放っておくだけでいいので、一品増やしたいときに便利です。
Yuuさんの新刊
『誰にでもできる簡単なコツでいつものおかずがごちそうに Yuuのラクうまベストレシピ』は、お料理が苦手という人のためにも、楽しく料理ができるようなレシピを集めた作品。毎日のご飯づくりのために活用してみてくださいね。