冠婚葬祭のときに使うもの、限られた季節でしか使わないものなど、家の中には「使用頻度が少ないながらも、絶対に必要なもの」がたくさん。ESSEonlineライターの小林ユリさんは、これらを収納するにあたり、今後の出し入れを楽にするための仕組みづくりを意識したそうです。
すべての画像を見る(全4枚)「わかりやすく」「使いにくい」場所に収納を固定
使用頻度が少ないものは、いざ使いたいときに「どこにしまったっけ?」となりがち。いざというときに、すぐに使えないのは困ります。
わが家では、わかりやすい場所でありながらも使いにくい場所(自分の身長でカバーしにくい場所)に収納するようにしています。定位置さえ決めてしまえば、使いたいときにわからなくなることがありません。
筆者は、ウォークインクローゼットの上の棚を一段まるまる使用頻度の少ないアイテム類を収納するエリアとして設定しました。
スノボ関連のアイテムや水着などの季節アパレルでワンセット、イースターやクリスマス・ハロウィーンなど季節の飾りつけアイテムでワンセット、トラベルアイテムと冠婚葬祭で使う各種アイテム類でワンセットというふうに、3つの箱に分けて収納しています。
中身は小分けに。「パッと見てわかる?」が合言葉
続いて収納ボックスの中身の分け方について。この手の使用頻度の少ないアイテム類は、それぞれのアイテム数が少ないので、あまり神経質な分類分けはしないことに決めています。
ただ、箱の中身がごちゃ混ぜになると使いにくいので、使い勝手を上げるためにクリアケースや透明のファイルケース、透明のビニール袋などを使ってまとめています。
冠婚葬祭用のアイテム類は黒いファイルケースに入れて収納しておくと、パッと見ただけでわかるので焦っているときでも手に取りやすくなります。
また、たとえ自分のものでも日常的に目にするものではないと、ギュウギュウに詰めてしまったときに「ここにあるはずなのに、見当たらない」と、見逃してしまうことがあります。そのため、箱の中はあえてスペースに余裕をもたせて収納するようにしています。