「自然豊かな団地で子育てをするのが夢だった」と語るyuiさんは、48㎡という空間を上手に使い、家族5人で暮らしています。狭くてもごちゃつきを感じさせず、小回りの利いたキッチンの収納アイデアを紹介します。
すべての画像を見る(全6枚)団地だからこその収納アイデアって?
yuiさんのキッチンは、いくつものグリーンと古い家具に囲まれた、ぬくもりある雰囲気が特長。天井近くにも棚をつけて空きスペースを有効活用するなど、必要なものにすぐ手が届くコックピットのような空間です。限られたスペースだからこその工夫がたくさんありました。
1:収納はシンク上スペースをフル活用
毎日の料理で頻繁に使うキッチングッズは、出し入れが手間にならないように、すぐ手の届くシンク上の空間を活用。
「備え付けの棚の下にS字フックをかけて、そこにグッズを吊るして収納しています。あちこち動き回らずに作業できるので、時短にもなってとっても助かっています」
シンクわきの壁には、DIYでつくったカッティングボード専用の棚も設置しています。
「カビが発生するのを防ぐために、仕切りには板ではなく、棒を使っています。この方がつくるのが簡単で短時間でできたし、なにより通気性がよくておすすめですよ」
2:毎日使うものはあえて置きっぱなし
ダイニングテーブルの横には、ガラス瓶に入れたシリアルやパンなど、朝ご飯に必要なものを集約したコーナーを置いて、なにかと忙しい朝は家族それぞれに任せるスタイルをとっているというyuiさん。
「「朝食ステーション」と呼んでいて、家族にも好評なんです。これを置いてから、各自、好きなものをとって朝ご飯の準備をしてくれるようになり、手間も減って朝時間が有意義に使えるようになりました」