日本とはフードやグッズが大きく異なり、その国らしさを楽しむことができるとSNS上でも話題の「海外スタバ」。ここでは、まだあまり知られていない「台湾のスタバ」情報を、食文化研究家でスタバをこよなく愛するスギアカツキさんがナビゲート。オリジナリティあふれる商品を販売できる理由や、おすすめのグッズなどを紹介してもらいます。
すべての画像を見る(全7枚)日本と台湾、スタバの雰囲気が大きく違う理由は…
4月上旬に台湾・台北に行ってきました。海外に行くと必ず訪れるのが、現地のスターバックス。台湾と日本の違いはもちろんのこと、最近どのような進化をしているのかについてじっくり見てまいりました。
日本はアメリカスタバの100%子会社であるのに対し、台湾スタバでは台湾最大の流通・小売企業「統一超商」が経営・運営を行っているため、日本や他アジア諸国とは大きく異なるグッズやフード・ドリンク類が展開されています。これは、店内のグッズを見れば一目瞭然。
とくに地元の寺院文化を表現した「台湾ローカル文化コレクション」の祈願マグカップは、台湾ならでは。幸福、学問、勇気、長寿などの神様が鮮やかな色合いでデザインされています。
台湾のスタバグッズは、元気カラーが印象的
グッズを全体的に見渡すと、日本や韓国でトレンドとなっているモノトーン、くすみ、ニュアンスカラーといった、日常に溶け込みやすいデザインとは真逆であることが分かります。これがむしろ新鮮で、見るだけで元気になるような華やかさにワクワクしてしまうのです…!
そして、温暖な気候ゆえにアイスドリンク専用のタンブラーやボトルが大充実しているのも、台湾ならではと言えるでしょう。
そしてもう1つ大きな魅力は、バッグ類が豊富にそろっていること。さまざまな素材のトートバッグやショルダーバッグが、店内にずらりと並んでいるのは圧巻の光景です。タンブラー類とは違う台湾らしい個性を楽しむことができるので、お土産として選ぶなら私は断然バッグをおすすめします!