お菓子の型や特別な材料がなくても、ほうろうバットが1枚あれば、手軽に焼き菓子がつくれます。今回は、料理研究家の若山曜子さんに、特別な日にも、普段のおやつにもぴったりな基本のマフィンケーキレシピを教えていただきました。

皿に盛られたマフィンケーキ
ベーシックなマフィンケーキはアレンジもしやすい
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さっぽりとしたレモンの味わいがたまらない!

粉類や溶かしバターを、ボウルにどんどん加えてラフに混ぜる生地だから簡単!

●基本のマフィンケーキ<レモンとヨーグルト>

【材料(24.2×19.6×深さ3.5cmのバット・1台分)】

  • 卵 2個
  • A[薄力粉 140g グラニュー糖 80g ベーキングパウダー 小さじ1と1/3]
  • プレーンヨーグルト(無糖) 60g
  • バター(食塩不使用) 70g
  • レモン汁 小さじ2
  • レモンの皮のすりおろし(防腐剤・ワックス不使用のもの) 少し

【下準備】

・バターはひと口大に切って小さめの耐熱ガラスボウルに入れ、ラップをして電子レンジ(600W)で30~40秒様子を見ながら加熱して溶かし、粗熱をとる。
・オーブンを180℃に予熱する。

折り目と切り目を入れたクッキングシートとそのクッキングシートをバットに敷く様子

・バットより大きめに切ったクッキングシートをバットに入れ、底の4辺に沿って、やや内側に折り目をつける。四すみにバットの高さよりやや深く切り目を入れ、バットに敷き込む。

【つくり方】

ボウルに入った粉や卵を混ぜる様子

(1) ボウルにAを入れて泡立て器でかき混ぜ、中央をくぼませる。くぼみに溶き卵を流し入れ、泡立て器で卵液の周囲の粉を少しずつくずしながら混ぜる。

<ポイント>

卵液に泡立て器を差し込み、周囲の粉を少しずつくずしながら混ぜるとダマになりにくい。

ボウルに入った生地にレモンを削り入れる様子

(2) 粉が少しずつ混ざってきたら、ヨーグルトを加えて全体を大きくしっかり混ぜる。だいたい混ざったら溶かしバターを加えて粉気がなくなるまでさらに混ぜる。レモン汁とレモンの皮を加えて混ぜる。

<ポイント>

レモン汁とレモンの皮を加え、均一になるまでよく混ぜる。

生地をバットに流し入れる様子

(3) バットに(2)を流し入れてゴムベラで表面をならし、180℃のオーブンで20~25分焼く。バットごと網に上げて粗熱をとり、食べやすく切る。

<ポイント>

生地のかたさは、写真の程度を目安に。

[1台分 1494kcal]

※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります

※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください

※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください

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