サッシレール周りの汚れを落とす

冬は外の冷気と室内の温度の差で、窓ガラスに結露が出やすいです。冬の間にできた結露を放っておくと、春は気温が上昇し、汚れをエサにしてカビが一気に増殖。窓ガラス周りにカビのにおいが出てきます。

北側に面した窓ガラス周辺は結露が起きやすくカビやすいです。窓周りの汚れを取り除き、清潔にしカビの増殖を抑えましょう。窓ガラスは定期的にアルコールスプレーをしてガラスをふくと臭いを抑えることができます。

掃除
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サッシレールの掃除は、水を入れたペットボトルにブラシを取りつけるタイプが、持ち運びできておすすめです(100円グッズにもあります)。取りつけるペットボトルは炭酸の入っていたペットボトルが丈夫なので、何度も繰り返し使えます。

仕上げ

水気をふいたら、仕上げにアルコールスプレーをしておきましょう。窓まわりの壁紙にもカビが広がっている場合もあるので確認。北側の外壁は結露が出やすいです。床に近い壁のコーナーもカビが生えやすいので確認してみましょう。

カーテンやシートを洗濯する

カーテン

カビに気がつきにくく、広範囲に出やすいのがカーテンです。窓や壁の結露で湿気を含んだ、ガラスに近いレースカーテンは、裾あたりにカビが広がりやすいです。外して丸洗いすることでカビの増殖を抑えることができます。

洗濯

布団の下に敷く除湿シートも、湿気を含んでいる時間が長くカビやすいです。丸洗いできるタイプにすれば洗濯機で簡単にお手入れがすみます。

洗濯物干し

カーテンも除湿シートも洗えるものであれば、「手洗いコース」や「デリケートコース」を選び、洗濯ネットに入れて中性洗剤で優しく洗濯。すすぎ後は、脱水を1分にして型崩れしないようにしましょう。

少しずつ対策をしてカビを防ぐ

寒さが緩んできた今がカビを防ぐチャンスです。少しずつ対策を進めておきましょう。

家の湿度は体感しにくく、換気のタイミングを逃しがちです。湿度計を複数おいておくと湿気のコントロールの目安になります。湿度計を洗面所、リビング、寝室、押し入れなどで計測しておくと、湿度がたまりやすい場所が事前に把握できますよ。