お掃除グッズの定番「メラミンスポンジ」。意外と使用できない場所も多く、いまいち活用できていない方も多いのでは? そこで本記事では、メラミンスポンジの正しい使い方と、掃除のプロが実践する活用法4つをご紹介。クリンネスト1級のせのお愛さんが解説します。

メラミンスポンジ
「メラミンスポンジ」の注意点と正しい使用法は?
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「メラミンスポンジ」は使用場所に注意が必要

メラミンスポンジ

水で濡らしてこするだけで汚れが落ちる、メラミンスポンジ。「スポンジ」というネーミングからは想像しづらいのですが、じつはとても硬度が高い材質でできています。

その硬い材質で汚れを削り取って落としているため、掃除の際には注意が必要です。

●メラミンスポンジが使えないもの

メラミンスポンジと便器

メラミンスポンジは研磨力が高いため、使う場所によっては素材を傷つけてしまいます。以下のものには使わないようにしましょう。

・傷つきやすい材質のもの

浴槽や洗面ボウルなどのデリケートな素材は、表面が傷ついてしまうため使用できません。

・コーティングされたもの

くもり止め加工された鏡、ワックスがけされたフローリング、便器の内側などは、加工がはがれる恐れがあるため使用できません。

・プラスチック素材のもの

トイレの便座やフタといったプラスチックに使うのもNG。表面が傷ついて、余計に汚れが付着しやすくなってしまいます。

・塗装されたもの

玄関ドアなど塗装された場所に使用すると、塗装がはがれたり、細かな傷がついてしまうため、使用NGです。

メラミンスポンジの正しい使い方1:茶渋落とし

メラミンスポンジ茶渋落とし

湯のみや水筒についた茶渋は、濡らしたメラミンスポンジでこするだけで簡単に落とせます。カップの丸い形にフィットする「シートタイプ」なら、より使いやすいです。

コーヒー渋も、同じ方法でピカピカになりますよ。

メラミンスポンジの正しい使い方2:玄関タイルの掃除

メラミンスポンジで玄関掃除

玄関タイルのガンコな黒ずみにも、メラミンスポンジが有効です。ホウキで土やホコリを取り除いたら、濡らしたメラミンスポンジでタイルをこすります。浮いた汚れは雑巾で拭き取りましょう。

手のひらサイズのものを使うと、広範囲を一気に掃除できますよ。