壁や家具を傷つけず取りつけができるマグネットフック。つるす収納は場所も取らず、使いこなせるととても便利です。
家じゅうで愛用しているというライフオーガナイザーの高田舞子さんに、オススメのポイントと活用アイデアを教えてもらいました。
つるす収納のポイントは動線を意識したものの配置にすること
●玄関ドアにミニホウキを設置。家族が掃除をするように
すべての画像を見る(全7枚)元々ホウキをベランダに置いていたのですが、玄関の扉にマグネットフックをつけてそこにミニホウキをつるすことにしました。というのも、ベランダまでホウキを取りに行くのは面倒くさく、掃除が滞りがちだったんです。
玄関にホウキを設置してからはこまめに掃除をするようになりました。しかも、子どもがお手伝いしやすくなったのもうれしいところ。
●浴室掃除グッズを乾燥後、つるして収納。とても衛生的に
浴室の掃除用スポンジやブラシを洗濯機と壁の間の側面につり下げています。掃除をしたあとは浴室内で乾燥させますが、いつまでもそのままにしていてはカビやヌメリの原因に。
そこで、乾燥ができたタイミングでここの位置に移動させるようにしました。浴室はものが少ないほうが衛生的だし、気持ち的にもすっきりするのでオススメです。
●ブックスタンド×マグネットフックを設置。使いたいものがすぐ使えるように
こちらはわが家のリビングの棚の側面の写真。
床には延長コードを置いて、カメラの充電やスマホ、タブレットの充電に使っています。さしっぱなしにしているコードを床に投げ出しておくと、踏んだりして危険。そこで、ご覧の通りフックにかけるようにしました。
棚の上にはプリンターを置いているのですが、その下にブックエンドを設置して、そのブックエンドにマグネットフックをつけています。ブックエンドとマグネットフックの合わせワザはぜひ試してほしいです!
ちなみに、ブックスタンドにはフックのほかにもマグネットケースをつけて、フックにはミニホウキも一緒につり下げています。「使いたいものがすぐに使えるように配置する」ことがわが家の収納のポイントです。
●ブックスタンド×マグネットフックで小物収納。どこ置いたっけ防止に
同じ仕組みがパソコン用のデスクにもあります。パソコンの脇に横置きしたファイルケースに両面テープでブックエンドをはり、そこにフックをつけています。
フックには老眼鏡をつり下げ。老眼鏡はサッと手に取りたいアイテム。この方法にしてから「どこに置いたっけ?」と探すこともなくなりました。
老眼鏡以外でも、たとえばイヤホンなんかも便利。でかけるときにすぐに手の取れるのがオススメポイント。
また、ボタン型のミニマグネットフックにはメガネケースをつり下げています。
このように、わが家のあちこちで活躍しているマグネットフック。邪魔になればすぐに撤去できて、家具も壁も傷めません。
ぜひ試してみてください!