ヘアカラーの色落ちを防ぐには、美容院でのオーダーが重要! 女性の髪に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さんにカラーのオーダーのコツを教えていただきました。40代の読者をモデルに2つのコツを紹介します。

大人のヘア問題白黒つけます
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「カラーが色落ちしてしまう」問題、どうすればいい?

モデルと美容師
モデルの西原さんと美容師の八木ちゃん。ヘアカラーの色持ちは、選ぶカラーによっても変わる

さとゆみ:そろそろ春に向けてヘアチェンジ&カラーチェンジを考えたい時季ですよね。

八木ちゃん:3月の後半に入ると美容院が混むので、春チェンジを狙うなら、中旬くらいまでに美容院に行くのがおすすめですよ。

さとゆみ:今回は、モデルさんからのお悩みを承っています。「カラーリングしたときはいいのだけれど、色落ちしてきたときに、どうしても赤みが出ちゃう」というお悩みです。

八木ちゃん:よく聞かれるお悩みです。

さとゆみ:これ、私もそうなのだけれど、赤みが出るとヤンキーっぽく見えるんですよね。どうすればいいんですか?

八木ちゃん:とくに、お白髪を染めるカラーリングには、白髪を染めるために赤みがしっかり入っているものが多いんです。だから、褪色すると、赤が残りやすい傾向があります。

「脱色して赤くなる」のを防ぐオーダー方法

さとゆみ:赤くなるのを防ぐには、なにかいい方法はありますか?

八木ちゃん:ヘアカラーのテクニック的には、赤みと反対色のアッシュ系やグリーン系を混ぜるといいんですよね。そうすると、褪色しても赤みが気になるまでの時間稼ぎができたりします。

ただ、似合う色は人それぞれです。今いったようなアッシュやグリーンなどを混ぜると、顔色がくすんで見えることもあるんです。

だから、美容師さんにオーダーするときは、「赤みはおさえたいけれど、顔色がくすまないようにしてほしい」と伝えるのがおすすめですよ。