ファイルケースは本来、書類を収納するためのもの。でもじつは、家庭で小物を片づけるのにとても便利に使えるのです。
すべての画像を見る(全6枚)整理収納アドバイザーの甲島慶子さんが自宅で実践している、100均のファイルケースを使った収納方法を教えてもらいました。「書類を入れるだけじゃもったいない!」と感じてしまうほど、アイデアいっぱいです。
ファイルケースで細かいものから形がいびつなものまで、便利にコンパクトに収納!
●バラつきがちな小物を、省スペースで収納
ラッピング袋は、サイズがまちまちで、しかもツルツル滑るため、キレイに収納するのが難しいアイテムです。わが家では、バラバラにならないよう、クリップで束ねて、リボンとともにファイルケースに入れ、本のように立てて収納しています。こうすると在庫管理もしやすくなるメリットも。 雑多に収納すると、ほかのものにくっつくこともあるシール。専用のファイルケースを用意して、まとめて入れてしまいましょう。
●使うときをイメージして、セットで収納
子どものお友だちが遊びに来たときに、お菓子とジュースを出すことを想定して、ストローと紙ナプキンをファイルケースにまとめています。ファイルケースに収納すれば、ホコリも気になりません。
こちらは、子どものお手紙セット。子どもはテーブルにケースごと持ってきて、お手紙を書いています。お手紙に使うペンなどを一緒に収納してもいいですね。
●不揃いなものを、収まりよく四角く収納する
わが家では、キャラ弁づくりの道具もファイルケースに入れています。型と、ピンセット&小さなハサミをまとめて収納。ケースがパカッと開けられるので、選びやすく、重宝しています。
排水パイプを掃除するためのブラシだって、ファイルケースに収納できます。以前はチャックつき袋に入れていましたが、ファイルケースに変更したら、収まりよくスリムに収納できるようになりました。 こんなに便利なファイルケースですが、「取り出して、フタを開ける」必要があるため、手に取るまでのアクションの数がやや多くなります。ですから、毎日使うモノではなく、“たまに使うモノ”を収納するのがベター。今回ご紹介したもの以外にも、いろいろと活用できると思いますので、いろいろ試してみてはいかがでしょう。