元パティシエでスイーツ系YouTuberとして大人気のHIRO SWEETSさんに、簡単レアチーズケーキのつくり方を教えていただきました。ふわとろ食感と甘酸っぱさが魅力のレアチーズケーキは、HIRO SWEETSさんの数あるスイーツレシピ動画のなかでも1、2を争う人気メニューなのだそう。ぜひお試しください。
ゼラチンなしでつくるレアチーズケーキ
レアチーズケーキといえば、プルンとした食感のものがほとんどですが、このケーキは違います。ゼラチンを使っていないから、“ふわとろ”食感。お店では扱えないほど、とにかくやわらかく、手づくりするからこそのおいしさです。
「ゼラチンの食感が苦手だったという方にもおいしいと言ってもらえました。材料も配合も、試行錯誤しながらつくりあげたレシピです」と、HIRO SWEETSさん。
●レアチーズケーキ
【材料(直径15cm丸型1台分)】
- 〈底〉
- 市販のビスケット 70g
- 無塩バター 40g
- クリームチーズ 200g
- プレーンヨーグルト(無糖) 20g
- グラニュー糖 50g
- レモン汁 10g
- 生クリーム(42%) 200g
【下準備】
*クリームチーズは常温に戻す
*型にオーブンペーパーを敷く
【つくり方】
(1) 底を作る。ビスケットを保存袋などに入れて麺棒で叩き、砕く。ある程度砕いたら袋の上で麺棒を転がして細かくする。耐熱ボウルにバターを入れ、電子レンジ(600W)で30秒ほど加熱して溶かす。ビスケットの袋に加えてもみ、まんべんなく混ぜる。
(2) 型に(1)を入れ、コップの底などで平たくならす。冷蔵庫に入れて冷やし固める。
Point:底が平たいもので押しつけるようにしてならす。仕上げに小さめのスプーンで整えるとキレイに
(3) ボウルに常温に戻したクリームチーズを入れ、ヨーグルトを加えて泡立て器で混ぜる。グラニュー糖を加え、砂糖が溶けるまで混ぜる。レモン汁を加えてさらに混ぜる。
Point:ヨーグルトとレモン汁でさっぱりとした仕上がりに。レモン汁にはかたまりやすくする効果も
(4) 別のボウルに生クリームを入れ、ボウルの底を氷水にあてながら、ハンドミキサーで八~九分立てに泡立てる。
Point:泡立て器で持ち上げられるくらいかために泡立てる。ただし、立てすぎると分離するので注意
(5) (3)の生地に(4)の生クリームを加え、泡立て器でなじむまで混ぜる。仕上げにゴムベラに持ちかえて混ぜる。
(6) (2)の型に流し入れ、ゴムべらで表面をならす。一度台に軽く打ちつけて空気を抜き、さらに表面を平らに整える。ラップをかけて冷蔵庫に入れ、ひと晩以上おき、型から抜く。
※ 清潔な保存容器に入れて保存してください。保存状態によっては傷みやすくなることもあるので、保存期間内であっても早めに食べるようにしましょう
※ 電子レンジの加熱時間は600Wを基準にしています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.8倍を目安に加減してください。機種によって多少差があります
※ 電子レンジやオーブントースターで加熱する際は、付属の説明書に従って、高温に耐えられる耐熱ガラスの皿やボウルなどを使用してください
※ 液体を電子レンジで加熱した場合、取り出して混ぜるときに、場合によって突然沸騰する可能性があります(突沸現象)。できるだけ口の広い容器に入れ、粗熱をとってから取り出すなどご注意ください
HIRO SWEETSさんの初の著書、『作りたいお菓子~いつもの材料でプロの味 』(扶桑社)では、今回ご紹介したレシピのほかにも、ショートケーキやレアチーズケーキ、ガトーショコラなど、これからの季節につくりたくなるお菓子が満載! どれもスーパーで買える身近な材料で、パティスリーのような味わいを再現できるものばかりなので、ぜひチェックしてみてください。