外側はパリパリ、内側はもちふわ。パン屋さんでも人気のあのメニューが、自宅でも気軽につくれます。ここでは、SNSで米粉パンのおいしさを発信する鈴木あつこさんが「パリうまソーセージパン」のレシピを伝授してくれました。

並んでいるパリうまソーセージパン
ふわふわとパリパリのソーセージパン。異なる口当たりが絶妙!
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ソーセージを使ったおかずパン

パリパリ食感のソーセージともちふわ米粉パンの相性が抜群! リング状に成形するのがソーセージをきれいにのせるコツです。

●パリうまソーセージ

【パンづくりで重要な材料】

・米粉(パン用ミズホチカラ)

米粉(パン用ミズホチカラ)

「ミズホチカラ」というお米の品種でつくられたパン用の米粉が扱いやすくておすすめ。今回紹介するレシピにはグルテン無添加のパン用を使用してください。

・サイリウム

サイリウム

オオバコ科の植物「サイリウム」の種皮を粉末にしたもの。グルテンがない米粉でいろいろな形のパンをつくれるのは、生地の水分を吸って膨張し、ゼラチン状に変化するサイリウムのおかげ。多量に摂取するとおなかに負担がかかる場合があるので、食べすぎには注意を。

【材料(6個分)】

  • A[米粉(パン用)200g イースト3g 砂糖5g 塩4g]
  • ぬるま湯(37℃前後) 220g
  • サイリウム 7g
  • ソーセージ 6本
  • 粉チーズ、ケチャップ、マヨネーズ 各適量
  • マスタード(好みで) 適量
  • 植物油(作業・仕上げ用) 適量

パン生地を混ぜる

ボウルでパンの材料を混ぜる様子

(1) ボウルにAを入れ、泡立て器で1分ほどよく混ぜる。

ぬるま湯を加えてパンの材料を混ぜる様子

(2) ぬるま湯を加え、1~3分ほど混ぜる。

ボウルにサイリウムを入れ混ぜる様子

(3) ゴムベラに持ち替え、サイリウムを全体に素早くふりかける。3分ほど全力で混ぜ、軽く生地をまとめる。

【ポイント】
生地がなめらかになるように、ボウルにヘラをこすりつけながら混ぜる。

パン生地の分割&仮丸め

スケッパーで記事を分割する様子

(4) スケッパーを使い、生地を6等分する(ボウルの中で作業しても、作業台に移して分割してもOK)。

パン生地を丸める様子

(5) 手に油をつけて、それぞれ軽く丸める。

丸めた生地から順に成形

パン生地を棒状に伸ばし、O字型に成形する様子

(6)15cm長さの棒状にのばし、端と端をくっつけてO字型にする(a・b)。

パン生地の上にソーセージを乗せる様子

(7) 中心の穴を少し広げ、ソーセージをのせて手で軽く押さえる(c・d)。

【ポイント】
リング状に成形することでソーセージが落ちるのを防げる。

(8) クッキングシートを敷いた天板に成形したパンを並べる。