クローゼットの大きさが服の量に見合っていないと、収納に苦労し、ごちゃついてしまうもの。ウォークインクローゼットの大きさが夫婦兼用でたったの1畳強で、油断するとすぐにスペースが満杯になってしまうというのは、ESSEonlineライターの小林ユリさん。整理収納アドバイザー2級の資格を持つ小林さんが、狭いウォークインクローゼットを快適にするのに工夫したこと、取り入れたアイテム5つを教えてくれました。
すべての画像を見る(全8枚)狭いクローゼットが快適に。便利ハンガー3選
わが家のクローゼット事情はかなりシビアだと思います。
夫婦で使っているメインクローゼットのスペースはたったの1畳強。しかも筆者は洋服好きで所有枚数が多く、夫はLサイズもしくはLLサイズとサイズ自体が大きめ。そんななか、探しに探してやっとたどり着いた“現時点での最適解”だと思える、狭い収納空間を快適にするアイテムをご紹介します。
●三日月シルエットハンガー
三日月のようなシルエットのハンガーが便利でした。ハンガー自体に厚みがないので服の幅を抑えられます。
わが家は基本的につり下げ式の収納スタイル。滑り止めがついているこのハンガーは、セーターなども肩が伸びずにかけておくことができるのもメリットに感じました。
●バータイプのズボン用ハンガー
クリップタイプのズボンハンガーよりもスリムで、パンツ類の幅を抑えることができます。
以前クリップタイプのズボンハンガーを使っていたときは、取り出すときにクリップ部分が引っかかってしまうことが頻発していたのですが、バータイプに変えてからはストレスなく取り出せるようになりました。
クリップタイプのように、挟んだ部分に跡が残らないのもいいと思いました。
●衣類収納アップハンガー
整理収納の観点からいえば、収納は8割までに抑えるのがいいとされています。しかし、狭すぎるわが家ではそんなぜいたくは言っていられません。そこで、導入したのが収納アップのハンガーです。
ハンガーを段違いにかけていくことで収納力を底上げする優れものです。
これを取り入れてからは、「冬服はかさばるから何枚か処分しなくちゃ」と悩むことがなくなり、好きな洋服を手放さずにすむようになりました。