定番のベージュニット。ついいつものデニムと合わせてしまいがちですが、そのままだと生活感が漂ってぼんやり見えしがち。そこで40代のESSEフレンズエディターでファッションアドバイザーの勅使河原祐子さんが、タンスの肥やし状態になっていた手持ちのベージュニットを使って、ほっこり見えを回避できる着まわしに挑戦してくれました。
すべての画像を見る(全4枚)ベージュニットで脱ほっこりに挑戦!
一気に気温が下がり、いよいよ冬本番ですよね。そこで出番が増えるのがニット。
私はこちらのベージュのタートルニットを、かれこれ10年近く愛用してきましたが、最近はタンスの肥やしになりがちでした。
以前はデニムにスニーカーというシンプルな合わせでもしっくりきていたものの、年齢を重ねるとなんだか全体的にぼやけてあか抜けない印象になってしまったからです。
そこで今回は、どうすればおしゃれに見えるか、いろいろな着こなしを試してみました。すると、ポイントは「キレイめアイテム」「色」「光沢」ということがわかりました。
ちなみに私は身長165cmで、ニットの着丈はおしりが隠れるくらいの長さ、全体のシルエットはややゆるめです。
●ポイント1:アクセときれいめシューズを投入
ぼんやり見えてしまう原因は、ベージュの面積が多いからではないか? ということで、ネックレスと指輪を重ねづけし、ベージュ以外に視線を向けられるポイントをつくってみました。
また、靴はカジュアルなスニーカーではなく、きれいめなブーツを投入。全体的にメリハリがきいて、すっきり見えるようになりました。
●ポイント2:ボトムをきれめパンツにチェンジ
次は、パンツをきれいめな印象のある、グレーのウールワイドパンツに変更。
ニットとパンツ、ともにシルエットがゆるめなので、だらしなく見えないよう、ニットの裾は前だけウエストインして、袖をまくって手首を見せるようにしました。
体の細い部分を見せることで華奢な印象になり、抜け感が出てこなれ見えも叶います。
また、ベージュとグレーの配色は上品に見せてくれるので、おすすめです。