読みたい本がたくさんあるのになかなか読めない。読みたい本を買ったのに積み上げてしまう。そういった経験はありませんか? ここでは、実践してみて効果のあった「積読の攻略方法」を、ライフオーガナイザーでESSEフレンズエディターの名倉永利子さんが紹介します。

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読みたいのに読めない本、どうする?
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本が好きなのに、いつしか「読まなきゃ」と思うように…

読みたい本がたくさんあっても、なかなか手が伸びない。読書が大好きな私は、過去にそんな悩みをもっており、大量の本が部屋に積まれていました。また、積読の山を見るたびに「読まなきゃ」というプレッシャーを感じてしまい、楽しんでいたはずの読書が義務のように感じてしまったことも。

1:積読本の傾向を分析した

積読分析

その悩みを解消するため、まずは積読しがちな本を分析してみました。私の場合、自己啓発本はつい後まわしにする傾向があると判明。とくに「時間の使い方」についての本は、読みきる前に新しい本を集めがちだとわかりました。

そこで、同じジャンルの本をたくさん買うのではなく「自己啓発本は1冊読み終わったら次の本を買う」というルールをつくり、読めない本をむやみに増やさないようにしました。

2:図書館を利用した

図書館

図書館の最大のメリットは、期限があること。借りた本は必ず返却期限までに読まなければなりません。そのため、自然と読むペースも速まります。

読みきれそうな冊数だけネットで貸出予約をしておき、閉館時は返却ポストに投函しているので、忙しい毎日でも気軽に利用できています。

3:読む場所の近くに目立つように置いた

目立つ場所に置く

とくに読みたい本を1冊だけ、よく読書をする場所、私ならダイニングテーブルの近くに目につくよう置いてみることに。そうすると、自然と本に手が伸びるようになりました。