年齢を重ねると、今まで似合っていた洋服が似合わなくなることがありますよね。ESSEフレンズエディターのメンバーで整理収納コンサルタントの奥田明子さんは、40代から年に2回ほどクローゼットの見直しをしているそう。昨年50代になって似合う服のテイストが変わったこともあり、ますます今の自分に合ったクローゼットにすることを意識していると話します。今回は、奥田さんが実践する「クローゼットを見直す際に気をつけるべき3つのポイント」を紹介します。
すべての画像を見る(全4枚)見直し1:まずは、クローゼットのテーマを見直す
整理収納の仕事をしていると、片づかない場所を「どうしたいのか」はっきりさせることが大事だと感じます。つまり、なにをどういう風に収納するのか、どうするのが目標なのか、「片づけのテーマ」を考えるということですね。
クローゼットも同様で、テーマが決まっていない状況でやみくもに見直しても、1枚1枚洋服を確認するのが面倒に感じ、楽しくないはずです。クローゼットを前にどうすればよいかわからない方は、まず自分が困っている点を挙げ、そこからクローゼットをどうしたいのか、テーマを考えてみるとよいかもしれません。
ちなみに、私のクローゼットは「TPOにあわせてコーディネートしやすい」「好きを取り戻す」がテーマです。
最近、ESSEonlineの記事でワンピースをすてきに着ている方を見て、早速ワンピースを1枚購入してみました。娘が小さい頃は実用重視でパンツばかりでしたが、高校生になった今、改めて今まで着なかった洋服に挑戦するのもいいなと感じています。こうやって好きを取り戻しながら、楽しくクローゼットや洋服を見直しています。
見直し2:洋服を買うときは、今もっているものを見直してから
クローゼットのテーマが決まったら、次は洋服の買い方を見直しましょう。
今はネットで24時間買い物ができます。お得なセールで安くなっていたり、SNSのおすすめで好みの洋服の情報が入ってきたりすると、ついついポチっと購入しそうになることも…。
そんなときこそ、いま一度冷静になることを忘れずに。すでに同じような服をもっていないか、着まわししやすい服なのか、洗濯の手間などを考えましょう。その上で、それでも欲しいと思った場合だけ購入します。こうすることで不要な洋服を買うことが減り、クローゼットも乱れにくくなります。