リビングは、子どもがいるとどうしてもものが増えて、散らかりがち。片づけてもまたすぐ散らかってしまう…そんな悩みを解決する、子どもが自分で片づけできるリビング収納のポイントをご紹介。整理収納アドバイザーで2児の母、hanaさんが詳しく語ります。
すべての画像を見る(全6枚)ものを使う場所の近くに、収納スペースを設ける
子どもが自分で片づけるために大切なのは、「簡単に片づけできる仕組みをつくること」。そのために気をつけたいポイントの1つ目は「場所」です。
たとえば、リビングで遊んでいるおもちゃの収納スペースが、少し離れた子ども部屋だとします。そうすると、片づけるのが面倒になり、ついリビングに放置してしまいがち。でも、そのままリビングにおもちゃを片づける場所があれば、簡単に片づけられますよね。
このように、子どもがものを使う場所の近くに収納スペースを設けることで、自然と片づける習慣が身につきますよ。
置くだけ、入れるだけ、かけるだけ。シンプルな収納に
子どもが簡単に片づけできる仕組みづくりのポイント2つ目は「方法」です。
引き出しを開ける、フタを開け閉めする…など、複雑な収納方法は子どもには難しいもの。「置くだけ、入れるだけ、かけるだけ」の、片手でもできるシンプルな方法なら、簡単なので無理なく片づけられます。
たとえば、フタつきの収納ケースより、オープンな棚やカゴの方が出し入れしやすいですよね。また、アウターはフックにかけるだけ、ランドセルは棚に置くだけ、にすると簡単なので片づけしやすくなります。
このようにシンプルに片づけられる方法にすることで、子どもが自然と片づけできるように。わが家も以下のことを実践して、リビングが散らからなくなりました。
●ソファの近くにリモコンの収納場所をつくる
テレビのリモコンが行方不明になることはありませんか? リモコンの収納場所が決まっていない、もしくは、決まっていても遠い場所だと、つい適当に置いてしまって結局見つからないということ、わが家でもありました。
そこで、子どもたちはソファでテレビを観ているので、ソファの背面の壁にカゴを取りつけて、リモコンの収納場所にしてみることに。すると、ソファから手が届く位置、また、入れるだけの簡単な方法なので、子どもが片づけできるようになって無事解決しました。