ぐっと肌寒くなってきて、そろそろニットを準備しておきたい時季。でもニットは防寒できる一方で、着ぶくれが気になるという40代以降の声もチラホラ聞こえてきます。そこで今回は、ESSEフレンズエディターでファッションアドバイザーの勅使河原祐子さんが、ユニクロで今すぐ買えて、着ぶくれを防いでくれる優秀ニットをレポート。着まわしテクと併せて紹介します。
すべての画像を見る(全5枚)40代、着やせも着まわしもかなうユニクロのニット
10月よりESSEフレンズエディターとして記事を書かせていただくことになりました、勅使河原祐子(てしがわらゆうこ)です。ファッションアドバイザーとして、簡単なのにおしゃれに見える着こなし、着まわしを日々研究しています。どうぞよろしくお願いします。
今回は、ユニクロの「メリノリブポロカーディガン」(3990円)を使って、着やせも着まわしも、おしゃれにかなうコーディネートをご紹介します。
このアイテムが万能だと感じた理由は3つ。
・重ね着しても着やせして見える
・着まわしのバリエーションが豊富
・着心地が抜群
「いつも同じ着こなしになってしまう」「体型をスッキリ見せたい」「冬は厚着するから肩がこる」という人にもおすすめです。
着こなしその1:セーターのように着る
まずはボタンをすべて閉じ、Aラインのロングスカートと合わせたキレイめスタイルと、サロペットのインナーとして合わせたカジュアルなスタイルで着てみました。
体のラインを拾いすぎないため、気になる二の腕やお腹まわりをカバーしてくれるので助かります。セーター感覚で、1枚で着ても体型が気になりませんでした。
また、年齢を重ねてくると着心地も気になるところ。こちらは肌触りがなめらかで、チクチクしないことに感動しました!
さらに、メリノウール100%なので軽くて暖か。1日中ストレスなく、快適にすごせます。
着こなしその2:衿を内側にたたんでVネック風に着る
衿を内側にたたみ、Vネックカーディガン風に着てみました。
無難になりがちな黒ニットとデニムの組み合わせを、衿元から見える白カットソーの面積を広くして、裾からも白をのぞかせることでメリハリをつけて、いつもとひと味違うコーデに。
着こなしその3:羽織りとして重ね着する
ストライプのロングシャツとワイドパンツのコーデに、羽織りとして着てみました。
このニットの特徴は、リブ編みであること。立体的な縦ラインを強調してくれる編み方が、体のラインを拾いすぎず、適度にフィットしてくれます。重ね着しても、着膨れしてぼってりとした印象に見えにくいです。
ルーズなシルエットのコーデのアクセントとして、全体を引き締めてくれます。
1枚持っておけばいろいろに着まわしができるニットを活用して、おしゃれを楽しみつつ着やせもかなえましょう!
※ 紹介したアイテムは、すべて著者自身で購入した私物です。店舗への問い合わせはご遠慮ください
※ 紹介した商品は、取材時に各店舗で販売されていたものです。店舗により価格や取扱商品は異なります。仕入れ状況によって同じ商品がない場合や、既に販売終了している可能性もありますので、ご了承ください