連休などを利用して、日本から近い海外旅行を楽しんでいる方も多いのではないでしょうか。旅好きのESSEフレンズエディター・おがわりさんも、先日、5年ぶりに台湾へ旅行。久々の海外旅行では、変わったと感じることが多く、5年という歳月の長さに驚いたものの、変化を受け入れることで、旅はより楽しく快適になったそう。今回は、年を経て変わった旅のスタイルを詳しく語ります。
すべての画像を見る(全5枚)1:最優先事項は「体調・体力」
旅行中は気持ちがたかぶり、つい無理をしてしまった…そんな経験はありませんか? 私も以前は、1駅分の距離を歩いたり、重い荷物を長時間持ち歩いたり、普段はしないようなハードな行動を旅行中はしていました。
疲れをためても帰りの飛行機で寝れば大丈夫。そんな時代もありましたが、40代後半を迎えた現在、調子にのって無理をすると、翌日にはどっと疲れが押し寄せます。というわけで、今回の台湾旅では遠出をするときに、現地発着ツアーを利用することにしました。
これがとても快適! 歩く距離は少ない、重い荷物はバスに置ける、しかも帰りはバスで眠れるので翌朝に疲れを持ち越しませんでした。
旅好きと公言していることもあり、これまで多少しんどくとも、どこへ行くにも自力で行くことにこだわっていました。しかし、40代後半になった私にとっては、大切なことは、こだわりよりも体調でした。
2:お土産はほどほどに。身も心も軽くなった
今思えば、過去の旅行では、どこでなにをしても、常にお土産のことを考えていたような気がします。現地でしか手に入らないものを買うことに必死。迷った場合は、“海外では買っておいた方がいい”。そう思って、大量のお土産を購入していました。
ところが、今回の台湾旅ではお土産の量が激減。自分自身の物欲の低下に加え、親戚や友人も5年で環境が変わったことで会う機会も減り、現地の物価の高騰や円安といった社会情勢もお土産購入にブレーキをかけました。
また、ネットで海外のものを気軽に購入できるようになったので、迷った場合は海外でも“買わない”と考え方も変わりました。
お土産が減ると、それに付随する悩みが減り、現地で過ごす時間を純粋に楽しめたように思います。帰国前の荷造りも短時間で完了。荷物の重さに苦しむこともなく、いいことばかりでした。