止まらない物価高。少しでも節約するために、すっきり暮らしの達人が実践している食費を抑える工夫を紹介します。小学生の子ども2人と団地暮らし。大量のものを手放し生活が快適になった経験から、「ものが少なくても満たされる暮らし」の情報発信をしているかさもさんが語ります。
すべての画像を見る(全6枚)「買い物は週に1回」を徹底する
普段、ついムダ買いをしてしまったり、子どもと一緒に買い物に行くと、予定になかったお菓子やアイスをねだられて、渋々買ってしまうことはありませんか?
わが家では、2年ほど前から献立を固定化し、買い物は週に1回と決めています。どうしてもたりないものがあれば、それだけ買いに行くように徹底すると、買い物前には冷蔵庫を空っぽにできて、ムダ買いを防げるだけではなく、気分もすっきりします。
スーパーに行ってから「買うものを考える」のをやめる
スーパーに行ってから「今日はなにを食べよう?」と考えると、思考が散漫になりムダなものを買ってしまいがち。空腹時の買い物も、たくさん食べられるような気がして必要以上に買ってしまう傾向があります。
私はあらかじめ決めた1週間分の献立と冷蔵庫の中身を見て、スマホのメモ機能にリストを書き出してから買い物に行くようにしています。そうすると15分ほどで買い物が完了し、時短にもつながります。
たまにしか使わない調味料は自分でつくる
わが家では調味料の種類を決め、最小限にしています。もともと私は料理が好きで、以前は調味料をたくさんそろえていましたが、専用の調味料を買わずとも、家にある調味料を組み合わせてそれなりにおいしい料理をつくることができると知りました。
鍋つゆ、めんつゆ、ドレッシングも買わなくなりました。
疲れた日のために少量の冷凍食品を常備しておく
疲れて「今日はごはんをつくるのが面倒だな…」なんて日は、つい外食ですませたくなります。ですが、冷凍しておいたごはんや子どもたちが好きなおかずがあると、外食にしたい気持ちをセーブできます。
冷凍食品も高騰していますが、外食よりはかなり出費を抑えられています。これらは、外食の誘惑から私を守ってくれる、頼もしい存在です。
飲みものは基本的に水道水にする
物価が高騰する前から、わが家では水は買わずに飲み水は水道水です。
子どもたちが小学校に持って行く水筒の中身も水道水。買い物を週1回にしたことで、子ども用のジュースやほかの飲みものはほぼ購入しなくなり、子どもと一緒に買い物に行ったときに欲しがったら買う、くらいになりました。