体力や気力が落ちこみ、今までのように家事をこなせなくなってくる50代。そんなときは、家事の方法を見直し、サポートアイテムに頼ると暮らしがラクになるかもしれません。ここでは、時短家事の資格をもつ暮らしコーディネーター・瀧本真奈美さん(現在50代)が、毎日の家事をラクにするアイデアについて語ります。
すべての画像を見る(全5枚)日用品は「ネット購入」で買い物の時間と労力を減らす
日々の買い物は、食材だけでなく、日用品やそのほかの生活用品を含めると時間や労力を奪われがち。そこで現在は、鮮度を目で判断したい食品以外のものをネット購入にしています。
ネット購入なら、履歴から即選択できるので選ぶのに時間がかからず、購入数の履歴が残るので、ストックの管理がしやすいです。また、玄関まで届けてくれるので運搬の手間がかからず、まとめ買いも可能。
このように、メリットばかりでとてもラクになりました。
冷蔵庫の余りものでレシピ検索し、献立に悩まない
毎日の献立に頭を悩ませることも、地味ながら非常に大変な家事です。簡単に思いつくこともあれば、料理のモチベーションが上がらず、なにをつくればいいかわからない日も。献立の固定化も検討しましたが、それでは食べるものが偏りそう…と考え直し、「検索」に頼ることに。
やり方は、冷蔵庫に余っている食材を組み合わせて検索。たとえば、「サツマイモ 鶏肉 レシピ」と検索をすると、サツマイモと鶏もも肉の甘辛煮やグラタンなど、さまざまなレシピが表示されます。
ときには、自分では思いつかないような料理もあり、そのなかから「これならつくれそう!」と決めたものをそのままつくるようにしました。すると、献立に悩む時間が減っただけではなく、フードロス削減にもつながっています。
カーテンからブラインドに変えて洗濯の手間が減った
わが家の窓は、大小合わせて21か所あります。入居当初はほぼカーテンにしていましたが、徐々にその洗濯や買い替えに疲れるようになり、ブラインドカーテンにシフトしました。今年ついに大きな窓以外はすべてブラインドカーテンになり、とてもすっきりしています。
現在はリビング、キッチン、寝室の3か所のカーテンの洗濯と買い替えだけを考えていけばいいので、かなりラクになりました。