クーラーをかけているのになんだか部屋が涼しくならない…もしかしたらそれは、部屋にものをもちすぎていたり、ゴチャゴチャ見える収納のせいかもしれません。
ESSE編集部は、少ないものでおしゃれに暮らすライフスタイルがインスタグラムで人気を集めているnabe_ieさんを取材。58平米のアパートに、3歳の息子と家族3人で暮らしています。限られた収納スペースを、どうやってすっきり見せるのか。その秘訣は、収納用品の並べ方にありました。
限られた収納スペースがすっきり。使い勝手もよくなる
漫画家でミニマリストのゆるりまいさんのブログに衝撃を受け、夫婦ですっきりとした暮らしに目覚めたというnabe_ieさん。
収納はほとんどをオープンに。ごちゃついて見えがちだからこそ、細々としたものは、引き出しやボックス、カゴなどにまとめます。
「同じ場所に置く収納用品は、色やサイズをそろえて並べると、すっきりして見えますよ」
●小さなオモチャはペーパーバッグへ
子どもがよく遊ぶミニカーなどは、ざっくり仕分けてペーパーバッグに。
「米袋を再利用した持ち手つきペーパーバッグがお気に入り。ポンポン放り込むだけなので、子どもも自分で片づけられます」
●キャスターにのせたケースとバッグなら出し入れラクチン
お絵描きセットを入れている紙製ボックスは、軽くて扱いやすさもよし。
「キャスターつきの台にのせて出し入れしやすくしました」
トートバッグには、大きめのオモチャを収納。
●シンク下は“無印良品の白”で統一
シンク下も、扉を外して使いやすく。調味料やラップ、ふきん、排水口ネットなどは、収納ケースへ。フライパンは、書類ボックスに立てて収納しています。
「収納アイテムは、無印良品の少しグレーがかった白で統一しました」
●お茶パックは密封ビンへ
ガラスの密封ビンには、お茶パックを。
「ビンは以前果実酒を漬けていたものを転用。透明なので残数がわかりやすく、見た目もさわやか。コンロ下に置いているので、すぐにお茶がつくれます」
ものを増やさないため、元からあったバッグやビンも活用するのがnabe_ieさん流。収納用品を買うときは、ライフスタイルが変わっても使えるよう、ベーシックなものを選びます。一時はものを減らしすぎて、かえって居心地が悪くなったというnabe_ieさん。一度手放したことで、自分たちの暮らしにちょうどいいものの量がわかったそうです。
ESSE8月号「すっきり涼しい家のつくり方」では、余計なものをもたない暮らしぶりを、さらに詳しく掲載。すっきり涼しく暮らすコツをたっぷり紹介しています。ぜひチェックを。