今日、7月2日は「半夏生(はんげしょう)」。夏至から数えて11日目にあたる日で、この頃から梅雨が明けるとされています。
農家の方にとってはとくに大切な日であったようで、「田植えを終える日」の目安としていたそう。「タコの足のように四方八方にしっかりと稲の根が張るように」という由来から半夏生にはタコを食べる風習があります。
共働き料理家のぐっち夫婦の家庭でも、半夏生には「タコ」を食べるそう。今回は、タコと相性のいい野菜を組み合わせた、つまみにもなる簡単料理を教えてもらいました。
行事食を楽しもう!タコとたたき長イモのわさびしょうゆあえ!
すべての画像を見る(全6枚)できるだけ旬の食材を取り入れるようにしているわが家。行事食は食べるものに意味が込められていて、食や文化に対する知識も深まりますし、献立を考える際のヒントにもなるのでおすすめです。
今回紹介するのは「タコとたたき長イモのわさびしょうゆあえ」。タコと相性のいいキュウリと山イモを組み合わせて、食感が楽しい副菜をつくってみました。
【材料(2人分)】
・タコ 200g
・長イモ 1/2本
・キュウリ 1本
・きざみのり 適量
・A[ゴマ油 小さじ1、しょうゆ 大さじ1、酢 小さじ2、わさび 小さじ1/2、塩 少々]
【つくり方】
(1)タコはぶつ切りにし、長イモは皮をむく。
(2)長イモとキュウリはそれぞれポリ袋に入れ、麺棒などでたたく。
(3)ボウルに、タコ、長イモ、キュウリを入れ、Aを加えてあえる。
(4)器に盛り、のりをのせたら完成。
タコはカロリーも低く、ダイエット食としても。そして、タコはタウリンを多く含むので、血中コレステロールを下げ動脈硬化などを予防する働きがあるとも言われています。
ぜひ半夏生(7/2~7/6)の間に試してみてください!
[1人前 203kcal]
出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)追補2017年