小さな子どもがいれば、クルマに必ずあるのがチャイルドシート。
雨の日には、後部座席に子どもを乗せたりしている間、濡れてしまうのが避けられない人も多いはず。
そんなストレスを、あるアイテムで解消できるといいます。ライフオーガナイザーの香村薫さんに教えてもらいました。
梅雨時期には手放せない! 簡単につくれる傘キーホールダー
「私も子どもを毎日保育園へ送っていくのですが、雨の日は保育園の駐車場で背中をビチョビチョに濡らしながら子どもを乗せ降ろししているお母さんを見かけます。なんとか解決できないものかと考え、試行錯誤して、傘が絶妙な角度でクルマについてくれるアイテムをつくりました」と香村さん。
すべての画像を見る(全9枚)子どもに限らず、後部座席に荷物を乗せたりする場合にも、お役立ち間違いなし!
香村さんが考案した、"傘キーホールダー"を教えてもらいます。
【用意するもの】
・写真のような、ハサミで切り込みを入れると中が空洞になっている、やわらかい素材のキーホルダー(可能であれば、雨に濡れても大丈夫なビニール素材)
・磁石
・セロハンテープor接着剤
・ハサミ
【つくり方】
(1)キーホルダーの下をハサミで少しカットします。
(2)あいたところから磁石を押し込みます。
「ここで一度磁力を確認して、たりないようなら2つ入れてもOK。キーホルダーの素材によって磁力の伝わり方に差がでるので、冷蔵庫などにはってチェックしてみてください」
(3)テープか接着剤でフタをします。簡単に”傘キーホルダー”ができ上がりました。
●傘キーホルダーの使い方
ここからは、香村さんが実際に使っている傘キーホルダーの写真を見ながら、使い方を教わります。
「傘キーホルダーのチェーンを、傘の骨組みに装着しておきます」
「傘キーホルダーをクルマのルーフにくっつけます。自然とピタッとくっつきますよ」
「手を放しても大丈夫。ちゃんと自立してくれます」
このキーホルダー、家で傘を乾かすときにも使えるそう。
「わが家は金属壁にピタッとはりつけて、濡れた傘を乾かしています。こうすれば乾かしている間に風で転がっていくのを防止してくれますよ」
この傘キーホルダーは1年以上使っていますが、壊れることなく活躍してくれているそう。
梅雨どきのクルマの乗り降りは、それだけで濡れて憂鬱になるもの。こんなアイテムを活用するのもひとつの手ですね。
※使う際は、傘や磁石でクルマが傷つかないように気をつけてください