50代を前に始めたひとり暮らしの楽しさや心地よい空間づくりのコツを発信するインスタグラムが多くの女性から支持を集めているようさん。乱雑になりがちなキッチンをすっきり&使いやすくキープするには、ものを減らすとともに、「プロの手を借りる」こともポイントのようです。詳しく教えてもらいました。
すべての画像を見る(全8枚)苦手なキッチン収納は「プロに頼る」ことで解決
インスタグラマーのようさんが今から3年前にひとり暮らしを始めたのは、ふたりの子どもの独立がきっかけ。新しい家に移る際に、大幅に見直したのがキッチンの収納でした。
「もともと私は整理収納が苦手なんです。そのことを自覚していたので、子どもたちと暮らしていた頃から収納や片づけの本をたくさん読んでいました。でも、『これは使えそう』と思ったアイデアを自分なりに取り入れてみても、使いづらくて維持できないことがほとんど。わが家にあった収納方法がなかなか見つからないことに悩んでいました」
試行錯誤の上にようさんが行き着いたのは、「自力でなんとかするのではなく、プロの力を借りる」こと。
「引っ越しのタイミングで、整理収納アドバイザーの方に収納の仕組みづくりをお願いすることに。うちにあるものや、キッチン収納の広さを実際に見ていただいて、あとはすべておまかせしたところ、無印良品やニトリ、ケユカなどの収納グッズを組み合わせて、わが家の収納にぴったりあう収納をつくってくださいました」
ゴミ箱や水きりラックはなくし、余白のあるキッチンに
使用頻度の高いシンク下の収納は、無印良品のファイルボックスで仕切って整理。保存容器、ラップ類、缶詰、調味料、フライパンや鍋のフタ…と、ジャンルごとにボックスを分けることで、迷わず出し入れできるようにしています。
「ファイルボックスの一部は、缶やペットボトル、古紙などの資源ゴミ入れに。場所を取らず、汚れても丸洗いできるのがメリットです。じつはもともとゴミ箱の掃除が苦手なので、キッチン用のゴミ箱も置いていません。代わりに扉に無印良品のフックをつけて、ビニール袋をひっかけてゴミ入れにしています」
キッチンの掃除グッズやゴミ袋もファイルボックスで整理。ゴミ袋はサイズごとに分けて仕切り板にかけて収納しています。