“自分らしさ”を大切にしながら、日々の生活を楽しんでいる人を紹介します。北海道で1LDKの賃貸物件でひとり暮らしをしている、ERIさん(現在50代)のケースです。ここでは、キッチンを使いやすくするための工夫や、収納のこだわりなどをお聞きしました。
すべての画像を見る(全6枚)キッチン収納は「手をのばせばさっと取れる」が前提
ERIさんが暮らす、築約20年の家のキッチン。普段使いの調理器具などもいいアクセントになっています。このようなすてきな雰囲気と使いやすさを兼ね備えたキッチンをつくるポイントは、どんなところなのでしょうか?
「狭いキッチンなので、よく使うものは“手をのばせばさっと取れる!”を前提に配置するようにしています。フライパンなどの調理器具は、見せる収納が取り出しやすくて便利です」
「また、調味料は見えない場所にしまっておくと在庫が把握できなくなり、あるのにまた買ってしまう、使いたいときになかなか見つからない…といったことがよく起きていました。その経験から、いつでも中身の状態が把握できるように、調味料類も瓶に入れて見せる収納にしています」
便利アイテムやDIYで、より快適なキッチンに
ERIさんの使いやすいキッチンを支えるアイテムはほかにも。
「ひとり暮らしなので食事はかなり自由にしていますが、やはり栄養バランスは意識しています。2日分くらいの量をつくるのに便利な、ほったらかしで調理ができる電気圧力鍋や、野菜をたくさん食べたいときにはせいろなど、簡単に料理ができるものを愛用しています」
「ゴミ箱は、生活感が出にくいデザインや、使いやすさを意識するようにしています。生ゴミ用に使っているものは、フタが木目で家のインテリアの雰囲気とマッチするのでお気に入りです」
「また、まな板などを置くとガタガタ不安定なキッチンの継ぎ目が気になっていたので、使いたいときだけ置ける作業台もDIYしました。嫌いなわけではないけれど、寒々しい印象だった昭和感満載のステンレスのキッチンも、木目のナチュラルな雰囲気をプラスできて、よりお気に入りの場所になりました」